ゆかたと浴衣・活字で伝えたいイメージ

 

今日も午後から来客が途切れることがなく忙しい日になり、夜は、明日の朝 アメリカに帰る妹を呼んで我が家で夕食。

時間がアットいう間に過ぎてしまいました。

 

振り返ると今月も今日で終わりなんですね~

いろんなことがありすぎて、忘れることの出来ない5月になりました。

 

そのことより今日は記事の写真を用意していないもので、文字が持ってるイメージのことについて書いてみようと思います。

私が日頃から感じている ささいな疑問で、ブログ記事を書く際に時々迷う単語です。

 

例えば、「きもの」と「着物」 です。

読みやすさから言えば漢字の 「着物」 なんでしょうが、面白さや優しさを感じ取るには 「きもの」 じゃないかと思うんですね~

「小粋な着物」 と書くより 「小粋なきもの」 と書いたほうが雰囲気は伝わるように思いませんか。

 

他にも私のブログ記事によく出てくる、「お洒落」・「おしゃれ」・「オシャレ」 も、文字を選ぶのに迷うんですね~

私なりに考えるイメージは、

「お洒落」 は、着物を熟知した大人のイメージ。

「おしゃれ」 は、おしゃれを知り始めた人のイメージ。

「オシャレ」 は、洋装的な切れ味のあるイメージ。

 

活字の表現の仕方も、文字の書き方で相手に伝わる雰囲気が随分変わりますが、ブログ記事の中ではそんな使い分けをしています。

 

そして、最近使い分けに迷うのが、「ゆかた」 と 「浴衣」 です。

「ゆかた」 から湧き上がる印象は、お祭りや花火大会などの明るくて楽しいイメージで、着物というよりかTシャツ感覚。

それが、漢字で 「浴衣」 になると、お姉さんが着る着物らしい古風な味のある浴衣を感じます。

 

「オシャレなゆかた」 と、「お洒落な浴衣」 とでは、感じる印象が違うことがお解りになるのではないかな・・・・

これらの活字のイメージは、目に入る情報が知らず知らずのうちに、作り出していくものだと思いますが、貴方はどのように感じていますか。

 

たかが言葉の単語ですが、伝えたいイメージを大切にしたいと考えている今日この頃です。

 

させ、話を少し戻しますが、この夏の新作浴衣の滑り出しはマズマズだったように思います。

毎年感じることですが、ゆかたが着物というハードルを低くしてくれているようで、新しいお客様の出逢いが増えるのもこの季節。

 

誠に有難いことです。

しかしその反面、正絹の着物の動きが鈍く頭を痛めています。

 

同時に2頭を追うことが難しいのかもしれません。

今はこらえて、きものの楽しさを伝えるチャンスだと捕らえたほうがいいようですね。

 

後の記事に、きものやゆかたの活字を選んで書いてみました。

微妙なニュアンスを感じ取って下されば幸いです。

貴方のクリックが明日への力になりますm(_ _)m
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