「春になったら」と、思っている間に春が目の前に来ていて、店は春の店作りでにわかに忙しくなり始めました。
3月は雛祭りに始まり、学校の卒業式、そして石川県の十三詣りと続きますが、店内では春のきものの装いを軸に草履やバッグ、かんざしなどの和装小物の提案をしなくてはなりません、
その一方で、古布を使った「木目込み五月人形展」を3月17日(金)から23日(木)までの一週間の展示即売会を計画していまして、「和装」と「和のインテリア」の両輪で店を動かしていくつもりでいます。
4月になれば入学式シーズンで和装小物の品揃えの充実が必要かと考えていますが、その月の20日頃には「卯月の会」の開催を計画しています。
それらの下準備も必要で、案内状らしきものも用意できればと考えていて、仕事の優先順位を付けて効率よくこなしていかなくてはなりません。
自らが仕事を作り、鮮度の高い店を維持していけるように仕向けている訳ですが、この暇な時期に何処まで段取りできるかです。
そんな訳で、店はそんなにも忙しくもないのに、頭の中はとても忙しくしていました。
【かんざしフェア始めます】
急ぎばやに、SNSより春の「かんざしフェア」を始めたことを告知させていただきました。
かんざしは店のこだわり商品の一つになっていまして、その品揃えは100点近くあるのではないでしょうか。
春は婚礼シーズンでもあり、卒業式や入学式も控えているので、アピールしておくことが大切かと思っています。
かんざしをお探しでしたら、店を覗いて見てください。
オンラインショップからもかんざしをご覧いただけるので参考にしていただければと思ってます。
【5月に東京日本橋で単独の展示会を開催】
さて、話題は替りますが、今年5月20日(土)・21日(日)の二日間、東京日本橋の仕入先のビルをお借りして、展示会を開催することを決めました。
単独で、それも東京という離れた土地で展示会を開くのは初めてのことで、石川県で作られている牛首紬と加賀友禅のきものを軸に、当店のきものや帯、加賀染足袋などのオリジナル商品を紹介できればと考えているところです。
とうきょうで展示会をやってみたいと思った動機は、ネットからのご注文や相談を関東圏からいただくことが多くありましてね~
その都度、対応させていただいていますが、7・8年前から、東京で展示会ができないものかと考えていましたが、なかなか踏み切れずにいました。
地元でも別会場を借りて展示会をしたことがなく、それが東京で開くとなればいろんな面で負担が大きくなります。
そんな思いでいたとに、東京の仕入先が土日であれば会社のビルを貸すことができるとの提案をいただきまして、先月お邪魔して会場をお借りすることを決めてきました。
無鉄砲な話だと思われても仕方ありませんが、気持ちを若く持ってチャレンジしたいと思っています。
【男物牛首紬】
そこで展示会を開く時期が単衣時期とあって、このことを機械に、自分の単衣物の着物を牛首紬で作ろうかと考えてましてね~
仕事柄きものは多く持っていますが、この画像にある万筋の男物柄から誂えるつもりでいます。
【男物万筋牛首紬】
万筋とは細かな縞模様のことで、私としてはお洒落なと思っています。
展示会の中身が何も決っていないのに、会場を抑え、近くのビジネスホテルを予約し、そして展示会で着る単衣の牛首紬を誂えようとしていて、外堀を埋めてから本丸に向おうとしている自分を自分で見ていて、「これでいいのかな~」と思っている私です。
東京での展示会については、少しずつ情報を出していけたらと考えていますが、日は5月20日(土)・21日(日)の2日間と決めたので、関東圏の方で興味をお持ちでしたら予定を空けておいてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。