【店主の呟き】
明日から涙市の準備に手こずるましたが、どうにか会を開けるまでになりました。
決算を前にして在庫を少なくして売上を上げることを目的に、年に一度だけ店内の商品が全品割引きとなる会です。
ひと昔前は新しい商品を奥にしまって開く会でしたが、年々お客様の買い物が慎重になっていまして、単なるセールでは満足していただけないことや、点数が昔ほど売れなくなっていることから、気持ちを切替えて商品の回転率が店の鮮度を高めて行くことに繋がる考えるようになり、10年近く前から新しい商品も店頭に出して割引きをさせていただいています。
なのでなかなかお嫁入りが決らない商品もあれば、最近仕入れた商品も店頭に出していますが、会を開く上で仕入先の協賛もいただくことができて、素敵な商品がこの店に集まったかと思っています。
特に石川県は加賀友禅と牛首紬の産地で、それらの商品の品揃えのも充実することができました。
【涙市価格となった加賀友禅訪問着】
その一つがこちらの加賀友禅訪問着で割引価格を付ける品ではありませんが、年に一度のことであればと涙市価格にさせていただきました。
作品名は「松風」となっていまして、なかなかの出来映えかと思っています。
この画像よりも紫が抑えられた地色になっていますが、ハレに日の着物として華やかさがあって、お若いお母さんが迎えるお子さんの入学式や七五三などの装いにお勧めさせていただきたいです。
裾模様の画像を大きくしてみました。
しっかし手描き友禅がされていて色合がハッキリしているところが気に入っています。
気になるのはお値段かと思います。
涙市の期間中に限らしていただきますが、通常価格¥770,000(税込み)の品を¥385,000とさせていただきます。
【魅力を秘めたきものコーディネートも涙市価格】
こちらはこの店の強みともいえるお洒落感のあるきものコーディネートです。
銀ネズに白い細縞小紋に、飛柄で14㎝くらいの長さの金箔を縞柄の上の載せてた小紋に同系色の塩瀬の帯に雲龍の模様を描いた染帯で合わせました。
裏地を付けずに単衣の装いにすることもできれば、裏地を付けた袷小紋にもなる上品な取り合わせかと思っております。
こちらの装いは年代幅も広くて、きもの美人となる魅力を秘めているのではないでしょうか。
気になるお値段ですが、小紋は¥154,000が¥123,000の涙市価格となっていまして、染帯は¥218,000の品が¥152,000となるものです。
これらはほんの一部で、店内には着物や帯が涙市価格で埋め尽くされていて、明日から26日(水)まで楽しんでいただけるものになっています。
お時間が取れる方は気軽に立ち寄ってみてください。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。