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今日はとても気持ちがハイになっています。
というのも明日から始める「古布の木目込み人形お雛様展」の準備を終え、男なのに可愛くて可愛くてお雛様の優しさに満たされてしまって・・・・・
木目込みのお雛様を今年の8月に注文ておいた商品以外に、メーカーからの協賛品も特設会場に並び、これまでにない華やかさを放っています。
その数お雛様だけで20組、その他に押絵の屏風や暖簾・タペストリーなどで店の奥は春爛漫、
ワクワクして一人で酔いしれている状態です。
そもそも木目込み人形とは、胴体に掘った溝に布地の端を埋め込み、衣裳を着せたように見せる人形の事です。
埋め込むことを「きめこむ」ともいったところから、木目込み(きめこみ)人形と呼ばれるようになったようです。
その特徴はなんといっても愛くるしい表情と洗練された線で構成される美しさにあります。
増してや、古い着物生地(古布)を生かして創作した品だけに、お雛様の表情は豊かで希少価値の高いものと言えるでしょう。
今回は親王飾りといって男女二人だけのお雛様です。
収納も簡単で場所も取られるものではありません。
例えばこのような飾り方はいかがでしょう・・・・・
というのは私の提案で、特設会場の最初に目に入るのがこの「賢帝立雛」です。
幅54㎝の台の上に乗った古布の親王飾りと古布の押絵屏風とが組になった品で、¥294、000のお品になります。
木目込み人形を大きく映し出してみました。
踊っているような動きがあり、衣裳も柔らかな線がかもしだされて素敵ですね~
このお人形は今回の中では高価な価格帯になりますが、リーズナブルな¥29、400の品から品揃えをしてみました。
準備の段階からお客様がお越しになられ早速の売約。
幸先のいいスタートを切ることができましたが、明日から6日間多くの人達にご覧になって欲しいと思っています。
(このお雛様展は今月の15日火曜日迄)
とにかく珍しい品が店に並びました。
見ておくだけでも価値があると思いますよ。
話は変わり、今日は来客の多い日でとても忙しい一日でした。
それに加えて、ネットからの問い合わせが午前中に電話で4件あり、その対応に追われる日でもあったわけですが、店の電話回線は一本しかなく、北九州からの商品問い合わせの間に、キャッチホンの信号で呼び出しが入ってきました。
先のお客様にしばらくお待ちいただいて、電話を切りかえると、その電話も商品の問い合わせ。
どちらを優先したらよいのやら、双方とも初めての方で、簡単に済ますことが出来ない問い合わせに慌ててしまって・・・
後に取り次いだ方に、
「もうひと方からの商品の問い合わせが入っているもので、10分後位にもう一度お電話を頂けたら有難いのですが・・・」
そのようなことを申し上げて電話を北九州からの電話回線に戻してしまいました。
その後、「掛け直して欲しい」とお願いした方からの電話は入らず、私の気の配り方がまずかったと今になって反省しています。
それにしても毎日のように県外の方からの商品問い合わせに驚いている私です。
即座に対応が出来ていないことに、お許しをいただはなくてはなりませんが、感謝の気持ちでいっぱでいます。
簡単ではありますがこのブログを借りてお礼を言わせてください。
気配りが足りていない店ですが、本当に有難く心から御礼を申し上げます。