【店主の呟き】
今日も暑い一日でした。
店内のエアコンが壊れたのかと思う時間帯がありましたが、連日の暑さで対応できる体になったのか、持ちこたえることができました。
涙市の後半戦をなった月曜日は前半戦とは潮の目が変ったかのように、ゆかた関係の商品の動きは悪く、お洒落な着物や帯に注目が集まった一日だったかもしれません。
お客様の中に、札幌から問い合わせをいただいたお客様がいまして、商品の確認もあって少し電話でお話をさせていただきましたが「生の声」というのはいいものです。
お客様の言葉一つ一つから感情が伝わってきまして、メールやラインとは明らかに違います。
うかがいたい要件を済ませると、このブログを楽しみにしているとの声までいただいて、私からするとご褒美をいただいた気持ちになります。
だって毎日の投稿は容易いではなくて、記事の投稿をパスして自宅に戻りたいと思う日がどれだけあることか・・・
そんな日があることを承知して始めたブログで、何があっても一日も投稿を休まないと誓って始めたブログです。
疲れてクタクタになった日も持ちを切替えて記事の書くようにしていますが、お電話の向こうからブログを楽しみにしているとの「生の声」を聞くと、もっと頑張ろうと思う気持ちが湧き上がってまいります。
A様、今日はありがとうございました。
他にも県外の方と電話でお話をさせていただく機会がありましたが、スマホを手にしてお話をされている方がどのような方でどのような表情をされているのかを想像してしまいます。
どなたも優しい人ではないかと思ってますが、そのワクワク感がブログ記事を書くことへのパワーへと繋がっているのでしょう。
話題を現実に戻して、今日は単衣用の着物として作られた士乎路(しおじ)紬を紬の染帯でコーディネートしてみたのでご覧下さい。
【士乎路紬を紬の染帯でコーディネート】
何度かこのブログに登場していますが、白っぽい地色に格子柄でシャリ感のある風合いを表現した紬で、石川県で作られた紬なんですね~
私のお気に入りの着物でどうしてお嫁入りができないのか不思議でなりません。
今回の涙市では紬地に染めた「イタリア更紗バラ」という作品名の帯でコーディネートしてみました。
単衣時期の装いとして色合の重みを取り除き、軽やかなおしゃれ感を演出したつむりでいます。
本日東京のお客様とラインで、濃い色合の着物を単衣に着こなすのは、着こなし方として可笑しいのかとの問いかけをいただきましたが、どちらかと言えば上級者の着こなし方かと考えていまして、重たい色を軽やかに見せるコーディネート術が求められます。
例えば黒地の着物を単衣用とした場合、帯を白系で合わせて、装いの重みを白で抜いて、帯締めに爽やかなブルー系を持ってきます。
着物が「黒」で、帯が「白」となれば、着姿の帯との境界線のコントラストはどうしても強く当たるために、そのコントラストを緩和する色合の帯揚が必要となります。
帯揚げの色をブルーグレーを持ってくるとか柔らかな黄緑色を持ってくるなどして、ハレーションをできるだけ抑えることができれば綺麗にまとまるかと思えます。
しかしこのような組み合わせは私が想像する範囲のもので、濃い色合の着物を爽やかに見せることの難しさを承知しておいてください。
【コーディネート価格は】
話題がどこからか飛んでしまいましたが、こちらのコーディネートは26日まで涙市価格とさせていただきます。
お値段は士乎路(しおじ)紬が、¥330,000の品を → |¥264,000(税込む)となり、
紬染帯が、¥231,000の品が → ¥185,000(税込み)となります。
どうか参考にされてください。
とういことで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。