毎日耳にしたくないニュースが起きていてテンションが下がります。
どうして人を傷つけるような出来事が起きるのか、また、起こした後にどうなるかを判断ができないのでしょうか?
頭に血がのぼると常識というものが消えてしまうのか?
それとも、ごまかでば何事もなかったように過ぎると、社会を甘く見ているのでしょうか?
豊かになった社会の中で人を育てることや、子供を育てる難しさというものを思わずにはいられません。
何が起きるか判らないだけに、問題意識を持って家族や社会との交わりを心に留めておきたいものです。
さて、今日は夏のおしゃれな着物コーディネートを考えてみました。
個性的で静かな装いですがご覧ください。
用意したのは山形県の米沢市で織られた夏お召しで、白っぽい地色に墨色の太い縞が入った着物です。
仕立てを加えると墨色のラインが協調されて、小粋さを味わえるのではないかと考えていますが、そこに目を疑うような珍しい帽子柄の帯を合わせてみました。
地味な色合いの組み合わせなのに、目を引くものがあるのではないでしょうか?
それは刺繍で描いた帽子柄かもしれませんね。
その帯の腹は向日葵。
重たさを感じる帯の色を白っぽい夏の帯〆で色を抜いて、レモン色の入った帯揚げで明るさを演出してみました。
帯〆に端に入った、わずかな赤のラインもアクセントになって、後ろ姿とは全く違った夏を感じていただけるのではないでしょうか?
それと帯〆には房がなく、丸い球になっているところも面白味があるのではないでしょうか?
それでスッキリいたしました。
モノトーン系の装いうにわずかな黄色と赤と白が加わったことで、繊細なおしゃれが整った感じがします。
こんなおしゃれができたならば、暑い夏だって気持ちよく街並みを歩けると思うのですが・・・
好きなことを書いていますが参考にしてみてください。
ところで、明日は能登方面から二組のお客様がお越しになられる予定です。
店にお越しになられる目的は違えども見立てが必要なだけに、ご指名をいただけたことをとても嬉しく感じています。
こうして店にはいろんな方がお見えになられますが、出逢いを大切にして期待に応えられる仕事をしたいと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






