店と自宅を行き交うだけの日が続いていて、「これでいいのか!」と、自分の生活を振り返ることがあります。
小さくても店を経営していて、それもきもの専門店として全国の着物ファンから認めていただけるまでの店になりたいと思ったら、まだまだ自分に足りないものがあるに違いない。
信用や信頼、センスや知識、SNSの活かし方であったり、資本力もそこに入ってくるのかもしれないが、理想としている専門店の姿に近づきたくて頑張れるのかもしれません。
単に能力の乏しさを時間で埋めているだけのことかもしれないが、それでも、夢を見ることができる自分が好きです。
いい年しているのに、これまでに情けなる経験を星の数ほどしているのに、それでも諦めようとしない自分が好きです。
だからこれでいいのかもしれません。
報道番組で中東のガサ地区の様子が伝えられていますが、21世紀を生きる地球上の人類が国によってこんなにも惨い仕打ち受けるなんて信じられません。
罪のない民間人の命が奪われていて、イスラエル軍は幸せの在り方をどのように捉えているのでしょう。
宗教の教えや理屈じゃなくて、シンプルに人の命には家族がいて、豊かとは言えない生活の中でも労りながら生きている。
紛争を臨んでる訳ではないのに。どうして簡単に命を奪ってしまうのでしょう。
考えさせられます。
そんな報道を知る度に、今の生活がどれだけ恵まれているかを教えられますが、それにしてもなんとかならないのでしょうか?
各国の政治はどうなっているのでしょうか・・・。
さて、話題をこの店のことに移して、今日も感謝祭にて出品させていただく品で着物コーディネートをしてみたのでご覧ください。
【葵柄の小紋を墨色の袋帯でにコーディネート】
このコーディネートは葵柄小紋を墨色の袋帯でコーディネートしたものです。
小紋柄に力があったために、パンチ力のある袋帯でまとめさせていただきましたが、お洒落な着こなしになっていると思いません。
葵柄の加賀染め足袋で差別化を図らせていただきました。
クオリティの高い小紋ですが、税込み¥180,000の感謝価格となるので、とてもお得かと思っています。
【お太鼓柄】
合わせた帯がとっても魅力的で、¥98,000という格別なお値段になっています。
【腹の模様】
この袋帯の腹の模様はこのようにして風景を変えていまして、モダンさがあって惹かれるところがあります。
【帯〆と帯揚げを加える】
私はドット柄を腹に持ってきて、帯〆と帯揚げを合せてみましたが、いかがでしょう・・・。
とてもいい感じに纏めることができたかと思っています。
【西陣お召をちりめん染帯で合せる】
ことらは西陣お召の縞柄をちりめん染帯でコーディネートさせていただいたものです。
街着としの着こなしとなるので、コーディネートに「いろ足袋」と「防寒草履」を添えてみました。
西陣お召が¥130,000(税込み)となっているので、お洒落着として手にされてみてはいかがでしょう。
裏地を付けないで単衣仕立てにすることもできるので参考にされてください。
【ちりめん染帯】
そして合わせた帯はちりめん地の六通柄の染帯で、小紋や紬、木綿の着物にも合わせられるものです。
単色なので、合せたやすい染帯ではないでしょうか。
お値段は¥143,000の感謝価格となっております。
ということで今日も記事とさせていただきます、
ではこれにて・・・
お休みなさい