今日も着付教室がありましたが、蒸し暑くて今年始めて店内にエアコンが入りました。
これから着物をお召しになろうとすると、着物や長襦袢、肌着なども含めて、暑さ対策となる素材を選択されてください。
私の経験から言わせていただければ、肌に触れる箇所は化繊よりも綿や麻、絹といった天然素材を身にまとった方が体に優しく思えますし、暑さ対策にもなるのではないでしょうか。
【小千谷の「綿麻縮きもの」】
これは単衣時期の着物としてふさわしい小千谷で作られている綿麻縮の着物になります。
着物生地がフラットではない凹凸のシボのある綿70%と麻30%で織った微塵縞のグレー地の着物で、こちらのの着物でお友達ときもの遊びをするひとときをコーディネートさせていただきました。
【普段着できもの遊びコーディネート】
合わせた帯は化繊素材のビールと枝豆の模様の半幅帯で、見た目の面白さで愉しんでいただけるのではないでしょうか。
帯をお太鼓に結ばなくていいので気楽に着こなせてリラックスしていただけるのではないかな~
きものは無地感覚なので黒地の帯に描かれたビールと枝豆の模様が際立ちますが、品の良さも失われていないので大人の着こなしとも言えるでしょう。
単に半幅帯を締まるだけでは面白い帯を合わせてだけで終ってしまいがちで、ワンランク上のお洒落を引き出したくてトンボ玉帯留めを加え帯廻りの表情を豊かにしてみました。
着物らしくなって、お洒落な着こなしになってと思いませんか。
【加賀染め足袋の「葵柄」】
足元もお洒落することを忘れないようにして加賀染め足袋の「葵柄」を加えさせていただきました。
ここまでコーディネートが整ったなら、お友達とビアガーデンへ向うというのはいかがでしょう。
私の解説に少し無理があったかもしれませんが、こちらの着物と帯の単衣お仕立て上がりコーディネート価格は、税込み価格77,000円となるものです。
ここにトンボ玉帯留めと三分紐のセットに加賀染め足袋を加えれば、総額で90,750円(脆込み)になります。
ここでは小千谷綿麻縮を女物として見立てさせていただきましたが、男物としても着ていただけるだけの着物巾があることも、一言付け加えさせていただきます。
上手く言葉に出来ませんでしたが、参考にしていただければと思って記事にしてみました。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。