昨年もこの時期に決算の会を行っていますが、今年は異常とも思える暑さに集中力を失っていて体が悲鳴を上げています。
お見立てをさせていただくときに着物を着装していただくことがありますが、しばらくして、暑いから脱ぎたいという声が上がったりして、暑さをこらえていらっしゃったことが感じ取れました。
この暑さの中で呉服店さんが夏休みモードになっているという話を仕入先の担当者から聞きますが、分かり気が致します。
一年中で最も暑い日に展示会をされている先は少ないのかもしれません。
そうした中でもお客様がお越しになっていまして本当に有難く思っている次第です。
今回の涙市は残すところ後2日間となりましたが、この3日間を振り返ると比較的新しいお客様がお越しになっています。
新規客も少なくないことを思うと、着物を専門に取り扱っている地元の呉服店さんが少なくなっていることもあるのかもしれません。
とはいうものの、厳しい現実であることは変わりなく、心が折れそうなことがあっても、新しい取り組みにチャレンジしょうとする心意気を忘れないように、この仕事と向き合って行きたいと思っている私です。
【入学式や七五三参りにお勧めさせていただきたい雲取り柄の訪問着】

雲取り柄の訪問着をコーディネート
さて、こちらの着物は雲取り柄の訪問着となるものです。
地色は肉眼ではクリーム色となるものですが、ライトの当り具合で赤味をがかっていて、正確な色を出し切れなかったことを一言付け加えさせてください。
訪問後は皆さんもご存じのように改まった席にお召になれるフォーマル着で、若い年代層でお子さんがいらっしゃる方であれば、入学式とか七五三参り、ご兄弟やお友達の結婚式の場にも着ていただける着物です。
お茶やお琴、日本舞踊などの習い事にも着ていただける着物でもありますが、模様に季節感がないのでとても重宝する着物と言えるでしょう。

雲取り柄の訪問着
上前の模様をアップさせていただきました。
雲取り模様の中にはお花模様は何処にもなくて、装いの格を高める意味で金箔と雲取りの一部に金駒刺繍をあしらった格調ある古典柄訪問着です。
こちらの訪問着を今回の涙市に出品させていただいていて、通常価格396,000円の品を242,000円で発表させていただいています。
裏地となる八掛も付いて、このお値段なのでとてもお買い得かと思っています。
入学式や七五三を控えている方で訪問着をお持ちでないようでしたら、お勧めさせていただきたい一品です。
29日(月)までのお値段となりますので、参考にしてしていただけたらと思って紹介させていただきました。
これで私に一日が終ろうとしています。
催事中とあってパリオリンピックことが少しも頭に入りませんが、自宅に戻ってから体を休めて情報を集めてみたいと思っています、
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







