昨日から天気が荒れていて今日も朝から本降りの雨。
こんな日は外の天気の気を取られてしまって、いつしか心のゆとりが失われていくから苦手です、
これから私たちに町に雪が降り始めます。さほど雪が降らない土地の方は雪降る町の銀世界に風情を感じるのかもしれないが、生活がしにくいことや、雪掻きをしないと店にはお客様がお越しになれないので冬は嫌いです。
そう思うと太平洋側の気候が羨ましく思います。
秋の東京展で或るお客様が「これからが着物の季節よ!」と、話されていましたが、雪や霰が降る北陸では考えにくいところがありまして、雪や寒さと戦う季節が訪れようとしています。
とわいうものの、ウィンタースポーツは身近にあって楽しめますし、和装の世界では冬を題材にした着物や帯柄が多く存在していて、その模様を装いに取り入れていただけたらお洒落を楽しめので有難く思っております。
店としてはそのビジネスチャンスを生かしていかなくてはなりません。
【永治屋清左衛門の織物の着物を雪の結晶柄染帯で訪れた冬を楽しむ】
例えばこちらは紺地の着物は織物で模様を浮かび上がらせた永治屋清左衛門というブランドの小紋で、これから季節を彩る雪の結晶柄の染帯で組み合わせたものになります。
永治屋清左衛門の着物については改めて解説を加えたいと思ってますが、濃度の濃い着物に白っぽう地色の帯を合わせることによって帯の模様が際立ちます。
【雪の結晶柄染帯】
その帯の模様が「雪の結晶柄」となれば、これからの季節にマッチしていてお洒落な着こなしとなるんですね~
クリスマスシーズンにも着こなせますし、お正月などの新年の装いであったり、なごり雪が舞う活かして活かしていただけるのではないでしょうか。
まずはこちらの装いを忘年会やクリスマスパーティーの場で着こなしていただけたらお洒落だと思うな~
ちなみにこの染帯は税込み価格¥220,000となります。
話題は替わりますが、妻の月命日は明日30日となりますが、土曜日は一人で店を守らなくてはならないために、土砂降りの中、娘とお母さんのお墓参りをしてまいりました。
【お母さんの月命日】
こちらの画面から雨が降る様子がうかがえませんが、冷たい雨が降り続いていて深い話をすることは出来ませんでした。
天気が良ければお墓掃除をしながら、秋の東京展での話や目の前に迫るクリスマスパーティーの話をしたかったのですが、店に立ち寄りたいという業者さんからの電話が入ってきたりして、つかの間の時間だったように思います。
妻との話は余りできませんでした。
彼女は見えない世界で、今、何をしているのでしょう。
自分の両親の元で私たちのことを話しているのかもしれないが、貴女の子ども達は立派な社会人となり、子育ても頑張っているみたいで親孝行な子ども達だと思っています。
心配なのは自分で、残された時間をどのようにして生きたらいいかを考えることが多くなりました。
一人暮らしというのは気楽な反面、目の前に本音で相談できる相手がいないというのは実に寂しいところがあります。
仕事と暮らしがハッピーであることが最高の人生と言えますが、そんな人生を送れる方は一握りの人で、どんな生き方をしていても、仕事が出来なくなるのが先か動けなるのが先か、命が絶える時が必ずやってまいります。
それは明日かもしれないし20年後かもしれないが、どんな状況に置かれても、馬鹿げた生き方であったとしても目標が持てる生き方を目指したいと思っています。
お母さんの横に寄り添うのはまだまだ先かと思っているので、これからも見守っていてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。