古典柄の京友禅黒地振袖と20年以上続けているブログは店の田畑を耕すものになっている

古典柄京友禅黒地振袖 着物/きもの/帯

【ブログ投稿が20年以上続いている訳】

このブログから新しい人との出会いが生まれることがあるのでおろそかにできませんが、毎日の投稿は、忙しいときもあれば、気持が乗らない日もあったりして簡単なことではありません。

このブログ投稿を20年以上続けていますが、記事を書くことで頭の中のモヤモヤが整理ができて、どのような店にしていきたいかが明確化できてとても役立っています。

言葉を文字に変換することで生まれる力に自分が動かされている感じがしますが、このブログがあったからこうして店を続けていられるのかもしれません。

毎日の投稿はいろんなことを犠牲にしていて、遊ぶということが少なくなりました。

いち日の仕事をある程度けりを付けてから、投稿の準備に入る訳ですが、投稿に使う画像処理を終えてから記事を書き始めるようにしています。

記事を数時間掛けて書き終えると投稿を済ませて自宅に戻って夕食を摂り、洗い物を済ませてから自分の自由な時間をいただくこととなるのですが、体を横にしてテレビの画面を見ていると、知らぬ間に眠り込んでいて、気がつくと自分の一日の持ち時間がタイムオーバーとなっていて、そして新しい朝を迎えるのです。

このような生活が毎日続き、そして年を重ねて行くことを思うと、これでいいのかと自問自答しながらいますが、私の中に何か一つでいいから成し遂げたいと思う気持がありましてね~

男のロマンと言えば格好良く聞こえますが、学歴もない中途半端な人間が、今の仕事に巡り合って半世紀近く続けてこれたのは自分に与えられた仕事だったのではないかと思っています。

子ども達が巣立っていって、そして一人になり、成し遂げたいと思っているのは、この仕事を通して多くの人たちとの交流を持ちながら自分にしかできない仕事を構築していくことです。

特に自分の感性を大事にしていけたらと思っていますが、ここに何のために生まれたのかという答えがあるのではないでしょうか。

だけど「志」だけで生きていける社会ではありません。
老いていくことも避けられない道ですが、なによりも生活ができる基盤がなければ、ただの”ほら吹き”で終ってしまいます。

その基盤を仕事から導き出せないかと思っていて、田畑を耕す想いでブログを続けている次第です。

毎日の投稿はしんどいですが、自分の人生の未来を繫ぐ欠かせないものになっています。

余計なことを書きすぎたみたいですが少し元気が出てきました。

【古典柄京友禅黒地振袖】

古典柄京友禅黒地振袖

この画像は京友禅の古典柄黒地振袖です。

黒地という個性的な色合いではあるが描かれている模様が華やかで小柄な人でも着こなせる振袖ではないかと思っています。

あるお客様から振袖の相談をいただいていていて準備させていただいたものですが、このような古典柄を娘さんが好むかが気に掛かるところですが、とても華やかで綺麗な振袖と云えるでしょう。

昔は振袖にもこだわっていて、店内で振袖展を開いたこともありますが、個人情報保護法という法律ができてから気軽に中学校の卒業アルバムをお客様から借りにくくなって振袖展をしなくなりました。

そのことが切っ掛けで振袖にこだわらなくなってしまいましたが、全国チェーン店の呉服店の振袖パンフレットを見せていただくと、きもの専門店が取り扱う振袖ではなくなっていて、”振袖は別物”という領域ヘと進化していて、ただただ驚くばかり。

なので積極的に取り上げることがありませんでしたが、お客様からご相談をいただくこととなり、流行に左右されない振袖を紹介させていただくつもりでいます。

【古典柄京友禅黒地振袖裾模様】

古典柄京友禅黒地振袖裾模様

この黒地の振袖は古典柄ではありますが、現代の新しい色となる「水色」や「紫」「黄緑色」を注していて、この色をコーディネートの中に入れると綺麗に纏まるのでないかと考えています。

他にもいろんな振袖を準備させていただきますが、ご予算もあるだけに難しい選択となるかもしれません。

せっかくいただいた相談なので、お嬢さんを輝かせることを一番の置いて、ご予算に添うような見立てができればと思っています。

どうなることでしょう。

ということで今日はこれで終らせていただきます。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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