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そろそろ秋も終ろうとしていて、紅葉を楽しむ時間がなかったことに気付かされています。
毎日がそんなに忙しい訳でもなかったのに、心にゆとりというものが足りなかったのでしょう・・・・
森林の中に身を置きあれこれ考えている間に、
綺麗に色付いた葉が枯れ葉となり大地に落ちた姿を見ると儚くなります。
自然の営みなのに、その姿が人の人生のようで、死に向かって生きている命というものを考えずにはいられませんでした。
何が出来るのだろう・・・
何を残せるのだろう・・・
色付いた葉を見ながら、自分の無力さを感じていました。
スパーマンになれないのに、スパーマンになりたがる自分。
満たされない一日に不満を抱く日になってしまったみたいです。
白っぽい紬の着物に、大きな柄の黒地の帯を合わせてみました。
静寂な装いの中に桜の花が一つ、
いいじゃありませんか・・・
女性の色気のような大人の味を感じます。
モノトーンが語る和のおしゃれ・・・
その上質さに心を引きつけられています。
この装いの主役は、帯になるのでしょうね~
毎朝、お母さんの手を合わせは、「これでいいのかな・・・」と、問いかけるのが日課になっています。
一人で事を進めている寂しさのようなものがあって、間違った道を選択していないかを尋ねている一方で、お母さんのように気配りが足りない部分を戒めてもいます。
何も応えてくれないので、素直な気持ちで向き合っているといったほうが正しいかもしれません。
お母さんに心配をかけないで家庭と仕事を守っていかないと思うと辛いものがあります。
それでも、
そんな心境で踏ん張っている私です。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







