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そろそろ秋も終ろうとしていて、紅葉を楽しむ時間がなかったことに気付かされています。
毎日がそんなに忙しい訳でもなかったのに、心にゆとりというものが足りなかったのでしょう・・・・
森林の中に身を置きあれこれ考えている間に、
綺麗に色付いた葉が枯れ葉となり大地に落ちた姿を見ると儚くなります。
自然の営みなのに、その姿が人の人生のようで、死に向かって生きている命というものを考えずにはいられませんでした。
何が出来るのだろう・・・
何を残せるのだろう・・・
色付いた葉を見ながら、自分の無力さを感じていました。
スパーマンになれないのに、スパーマンになりたがる自分。
満たされない一日に不満を抱く日になってしまったみたいです。
白っぽい紬の着物に、大きな柄の黒地の帯を合わせてみました。
静寂な装いの中に桜の花が一つ、
いいじゃありませんか・・・
女性の色気のような大人の味を感じます。
モノトーンが語る和のおしゃれ・・・
その上質さに心を引きつけられています。
この装いの主役は、帯になるのでしょうね~
毎朝、お母さんの手を合わせは、「これでいいのかな・・・」と、問いかけるのが日課になっています。
一人で事を進めている寂しさのようなものがあって、間違った道を選択していないかを尋ねている一方で、お母さんのように気配りが足りない部分を戒めてもいます。
何も応えてくれないので、素直な気持ちで向き合っているといったほうが正しいかもしれません。
お母さんに心配をかけないで家庭と仕事を守っていかないと思うと辛いものがあります。
それでも、
そんな心境で踏ん張っている私です。