【私の青春が詰まったレコード】
今日はとてもお客様の多い一日でした・・・。。
お客様は引いてホッとしていますが、もう少し頑張らなくてはなりません。
混乱している頭の中を整理して、今日の記事とさせていただきます。
昨夜より引越しの準備をしていますが、真っ先の箱詰めしたのは私が大切にしているLP盤のレコードやSDから・・・
特にレコードは高校生のときに新聞配達をしてセパレーツタイプのステレオを買って、好きな音楽を聴くために月に1枚から2枚LP盤のレコードが求めていました。
その時代から集めたLP盤が山のようにありまして、今朝そのレコードを箱詰めしていると私が一番最初に買ったアルバムを目にしましてね~
【赤い鳥のLPレコード/竹田の子守唄】

そのレコードは赤い鳥といグループの「竹田の子守唄」です。
このアルバムには皆さんもご存じかと思いますが「翼をください」の曲が入っていて、他にも好きな曲があって、大の字になって天井を見つめながら、いろんな夢を想い描いていました。
53年近く前の私の青春がこのアルバムに凝縮されていまして、この音楽があったから今の自分がこにいると云っても過言ではなりません。
失はこれらのレコードはオーディオのある居間に置くスパースがなくて、2階の部屋に置いてあったことから ほとんど聴くことがなかったんですね~
今回の引越しでレコードに触れることなった訳ですが、新しい住まいと移ることから、今度は手の届くところに置きたいと思っていますが、さて、どうなることでしょう。
今朝はこのレコードを聴きながら、処分する家財道具の分別をしていましたが、亡き妻の持ち物が出てきて、歩んできた道のりの足跡に胸を熱くしていました。
話を現実に戻しましょう。
店は今日も涙市の準備を進めていまして、年に一度の決算の会は秋冬物の着物や帯も店内に出品させていただきます。
しかしお客様の品揃えのご要望にお応えするには、当店の在庫だけでは補えないところがありまして、仕入先からの協賛もいただいての「涙市」となります。
今日はその協賛品の中から花鳥風月の加賀友禅模様としては趣が違った作品を紹介させてください。
【加賀友禅訪問着 赤地暁作「游波」】

その作品が加賀友禅作家の赤地暁作となる「游波」と作品名が付いた訪問着です。
白地に力強く描かれたブルーの水音が響き渡るように聞こえてくる作品となっていまして、これまでに無い加賀友禅の訪問着かと思っています。
年代幅も広くパーティー席になどにお召いただけたら主役となるようなエレガンスさを秘めたきものです。
仕入先は今回の催事の趣旨を理解してくださっていて、特別価格で出品させていただいてますが、地元石川県で染められている作品であることや、作家さんお名前を出しているので涙市価格の公表は避けさせていただきます。
確かなことが云えるのは、5日間の限定価格となっていることです。
他にも加賀友禅が品揃えされていて、涙市価格となっているので宜しければ足を運んでみてください。
ところで本日県外の人から数日前にブログで紹介させていただいた竺仙さんの注染浴衣の瓢箪柄の問い合わせをいただきまして、投稿後に関東方面の方より売約品となったことをお伝えすると、他に紺地の浴衣があったら紹介して欲しいとのことでした。
他にも手にしたい竺仙さんの浴衣があるようですが、お客様のご要望にお応えできる品がなくて、瓢箪柄に変わる品として萩の模様があったのでここに紹介させていただきます。
【竺仙注染ゆかた/萩の模様を博多織麻絹の単衣帯でコーディネート】

そのゆかた地がこちらになります。
単色でとても涼やかな模様かと思っていますが、博多織の麻絹の帯とあわせてみました。
どちらの品も涙市価格が付けられてまして、ご相談者にはその涙市価格をお伝えしているので、この場で価格表示を控えさせていただきます。
こちらの品は今年仕入れた浴衣なので。ご縁をいただけたら嬉しく思います。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。