昨日の疲れが少し残っていますが、今日も一日を締めくくるブログ記事を書かせていただきます。
しばらくお付き合いください。
昨日の京都出張で東京展に向けての商品として型絵染作家/澤田麻衣子氏の帯を準備させていただきました。
その型絵染の帯を紹介させていただきたいと思いますが、その前に、店内にてワークショップが開かれたことから、その話題を取り上げさせていただきます、
【ちりめん細工ワークショップ/令和8年の干支左馬作り】

毎年この時期にちりめん細工の干支作りをワークショップという形で取り上げている訳ですが、令和8年の干支が「午」であることから、着物生地を使っての押絵額にチャレンジしていただくことに・・・
午前と午後に分けて12名の申し込みを頂いていて、娘から提案がありました商売繁盛と金運上昇のお守りとしても親しまれている左馬をちりめん細工の先生でもある吉村はるみ氏のご指導の下で作っていただきました。
【ちりめん細工ワークショップ】

左馬は「午/うま」を反対から読むと「まう/舞う」なることから昔から「舞う=福が舞い込む」とされいめして、「左馬」は”福を呼び込む馬”と考えられていました。
また、武家文化や神事の世界では、右より左の方が上位とさせていました。左を向いた向いた馬は”格が高く”と良い方向へ導く存在”として大切にされたそうです。
参加者は慣れない作業とあって先生からいろいろとアドバイスを頂いていたようですが、色合いなど吟味しながらオンリーワンの馬を仕上げていたようです。
【午の押絵額が完成】

完成品はこちらになりますが、個性が出ていて、上手に仕上げることができたと思いませんか?
皆さんご苦労様でした。
こうして一つ一つ店の行事が過ぎて行きますが、次は今月14日からの東京展に向けての準備を進めなくてはなりません。
冒頭にも触れましたが、店の商品を東京なで運んで開く展示会だけに、どのような品揃えがいいのか考えるところがありまして、昨日の出張で目新しい商品を準備させていただきました。
【型絵染作家/澤田麻衣子氏の帯】

その中の一つが型絵染作家の澤田麻衣子さんが染めた型絵染の帯です。
模様は左からナスタチウム・雪の結晶・スノーフレークとなります。
模様がお太鼓から腹まで模様が続いている六通柄のとなっているので、帯結びに手間取らないことや、カジュアル感がある帯なので、江戸小紋や紬などに合わせてお洒落を愉しんでいただけるのではないかな~
東京展にお持ちしたいと思っています。
東京展は14日(金)・15日(土)の二日間となりますが、お時間が許すようであれば会場を覗いてみてください。
昨日は自宅に戻るのが遅くなり、本日のワークショップと続いたこともあって疲れました。
今日は早く自宅に戻って体を休めたいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







