金彩加工に付下げで新年会の装い/お客様や仕入れ先から大きな力をいただいたことに感謝

金彩で描かれた付下げの上前の模様 着物の着こなし/コーディネート

雪が降った昨日とは一転して日が差して穏やかな一日ではなかったでしょうか。

国民の多くの方が今日からお正月休みに入っていて、故郷へ帰省するための移動が始ったのではないかと想像しています。

迎える側は旅館業に徹することになるので、ご馳走も用意しないとならないし色々体験じゃないかと思います。

実は我家でも正月に家族が集まる事になっているのですが、一人暮らしの生活が一気に14人となると対応能力がなくて、何を振る舞っていいのか分からいまので娘達にまかしました。

負担をかけてしまいますが、何かあるごとに皆が集まることができることに喜びを感じています。

どうなることでしょう。

ところで今年あと4日で令和7年が幕を閉じます。

着物業界が年々厳しくなっていく中で、こうして変らず経営が続けられるのは、一にも二にもお客様が私の店を信頼してお買い物をいただけたことが大きく、ネットからの相談や東京展での新しいお客様との出会いをいただいて、もう少し頑張れるのではないかと、道を切り開く切っ掛けをいただけたことが良かったと思っています。

そして常連さんの笑顔にも助けられ、皆さんの温かな心に元気をいただけたことに心より感謝申し上げる次第です。

その店の土台や骨組みを作ってくれているのが、店をサポートしてくれている従業員や和裁師、ウェーブデザイナーさんをはじめとした、”縁の下の力持ち”的な専門職の力添えがあったからで、中でも、各産地の仕入れ先が当店に向く商品を供給していただけたことがとても大きかったと思います。

この二つの大きな力によってこの店を盛り上げていただけたことに感謝しかありませんが、今まで以上に努力と知恵を使って前に進んで行けたらと考えています。

早々に向う先を決めなくてはならないが、新しいことにもチャレンジができたらと思っています。
今の私に私に何ができるのでしょう。

さて、今日は付下げをコーディネートした画像をアップしてみます。

付下げをコーディネート

付下げをコーディネート

それがこちらの画像になります。

初春を迎えるようなオフホワイト系の付下げに、色付に七宝柄袋帯で合わせて、左側に刺繍の半衿を、右に本革の草履をあわせて新年会の装いを用意してみました。

【金彩で描かれた付下げの上前の模様】

金彩で描かれた付下げの上前の模様

この画像が上前の模様となるもので、伝統工芸士三代目/荒木泰博氏の手によって特殊な純金で描かれた上品な付下げかと思っております。

四季を問わない古典柄のよなるので初釜の装いとしてもお召いただけるのではないでしょうか?

【正絹刺繍半衿】

正絹刺繍半衿

お茶の席には刺繍半衿は適当ではなりませんが、新年会などの席には華やかさが増してエレガンスな装いとなるのではないでしょうか。

【小判型本革草履】

小判型本革草履

そして草履を本革の小判型草履台に刺繍鼻緒をすげたもので合せてみました。

清楚で都会的な香りを放つ装いとなりましたが、季節感がある着物ではないのでいろんな用途に着こなしていいただけるかと思います。

参考になれば幸に思います。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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