どしゃ降りの雨が降り止まず、外に出ると頭からは水が流れ落ち、着ていた洋服はビショビショ。シャツはシワシワになり、革靴も湿っぽくてストレスが溜まる外回りになりました。
とにかく雨がよく降ります。
この雨で被害が出ている県もあるようですが、しばらく続くようなのでくれぐれもご注意ください。
夏になると浴衣が注目されるようになりましたが、一方で絹物の夏物相談が少なくなるとい構図が年々色濃くなっています。
ここが和装業界として苦しいところで、小さな商圏の中で着物にこだわって着物ファンを増やしていくことは、他と違ったやり方で臨まないと意味がありません。
新しい道を見つけ出せたらと、販路拡大にも繋がると考えたれるSNSからの情報発信を欠かせないようにしていますが、ふと、仕入れ先の社長さんが言っていた言葉が頭を過りました。
「本物は人の心を動かす!」
重たい言葉です。
私たちは小手先で物事をかたずけようとしていますが、物事の本質を見抜く力を持たないと、時代の流れに流されて終わってしまうのかもしれません。
ビジョンを持つことは誰にでもできることですが、揺るがぬ信念は経験から生み出されるものです。
その意味でも失敗や立ち往生は、「本物」が何処にあるのかを見つけ出すチャンスと言えるのかもしれません。
世の中に流れに踊らされることなく、この店に合った店作り在り方をもう一度考えてみたいと思います。
これは個性的な格子模様の小千谷縮をコーディネートしたものです。
明るいパステルカラーにおしゃれ感を感じていただけるかと思いますが、甘い色合いをまとめたくて、濃度のあるワイン系の麻八寸帯の全通柄で組み合わせてみました。
着物と帯の強弱がほどよく組み合わされて素敵な装いかと思います。
個性をもっと出すことができればと、着物や帯に使われていない色の帯〆と帯揚げで装いをまとめてみました。
多くの色が入ったコーディネートになりましたが、いやらしさがないでしょう・・・
個性的な女性に着こなしていただけたら目に付くでしょうね~
涼しさを強調するコーディネートととは言いにくいかもしれませんが、差別化が図れる面白味があります。
参考になるものであればいいのですが・・・
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。