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久し振りに朝起きをし、不燃物ゴミを捨てることから今日が始まりました。
主婦に成りきれない私は、月に一度のチャンスを気に留めることもなく、いつしか処分したいものが溜まっていたんですね~
何度か車で往復したことで、物置きの周辺を綺麗にすることが出来ました。
その後、しばらく庭の草むしり。
他にも家の主婦業を済ませてから卯月展へと突入です。
初日は新規のお客様が多くお見えになられたことが特徴的でした。
しかし、お買い物に繋がることが少なく、総じておっしゃやられる言葉は「品揃えとセンス良さに驚きました・・・」という声が多かったことです。
この現実をどのように捉えたら良いのか複雑で、見慣れない商品に戸惑いを感じていたようです。
現実は筋書き通りに行かない・・・
今回もその壁を感じる一日でした。
それでもお客様は、充分楽しんでいただけたのではないでしょうか・・・。
この品は徳川家の有名な三葉葵(あおい)の御紋から描かれた葵紋の染帯です。
ベースの色が白に限りなく近い銀ネズ色で、模様の中を墨系の色で疋田絞りのように染めています。
アッサリした柄と色彩から、カッコ良さが伝わって来る帯で 私のお気に入りの一品でもあります。
この帯を浮き上がらす意味で、濃い地の小紋の上に合わせてみました。
それも葵と桐の模様にコーディネート。
上品で素敵な組み合わせになったでしょ・・・。
この場では色に強弱を付けていますが、着物が薄地だとしても、それはそれでエレガンスな着こなしになることでしょう。
私がこだわる面白さが、この塩瀬の染帯(葵紋)には存在していると考えていますが、皆さんにはどのように感じていただけましたか?
参考にしてみてください。
今日は早めに床に入り、一日の疲れを取っておきたいと思っています。
明日の天気予報を確認していませんが、竺仙さんの浴衣を多く揃えていることでもあり、温かくなって欲しいものです。
では今日はこれにて終了です。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







