店の仕入先に一軒だけけですが、大阪の和装の小物屋さんがあります。
主に京都の仕入先が多いだけに異色のメーカーと言える訳ですが、今日、その会社の担当者が商品を持って尋ねて来て、商談後に最近の和装業界の動きを聞かせてもらいました。
その中でとても興味深い話をしていたものでご紹介させてもらいます。
単刀直入に言いますと、これからの呉服店の店作りは 「お客様が帰りやすい店」 にならないといけないと言うのです。
これまで幾度となく 「入りやすい店作り」 とういことは聞いたことがありますが、「お客様が帰りやすい店作り」 とは聞き始め。
どういう意味であるかを尋ねると、店や展示会にいらっしゃったお客様に対するシツコイ接客や、簡単に帰さな販売が、不快感となり呉服店離れになっている。
その点を見直さないと、お客様が店に近づかなくなる・・・・・ということを言っていました。
私には考えられない話です。
過去にそのような強引な接客をして、社会問題になったケースが幾つもありました。
マスコミにも取り上げられたりして、経営者は勉強したはずなのに、まだそんなことをしている店があるのかと思うと残念でなりません。
「帰りやすい店作り」 ・・・・・、なんとレベルの低い考え方なんだろうと、担当者が帰ってからも考えさせられてしました。
今朝店に出る前に、お母さんが かき氷を食べたいといい、我が家の秘密兵器を出してきました。
電動かき氷機です。
買ってきたまま使っていなかったみたいで、テーブルの上に乗せ、氷とシロップを持ってきて 夏のお祭り気分。
朝からかき氷もいいものですね~
今日の出来事を書いていたら冒頭の写真の解説をするのを忘れていました。
白地の絽小紋に紗のおしゃれ袋帯です。
小紋ですからお洒落着になりますが、袋帯を合わせることで上品な装いになったと思います。
これは着物や帯の色が持っている特徴です。
どちらかが濃い色ですと、色の強弱でお洒落ぽい感覚になりますが、柔らかい色同士だと品良くまとまる。
色の関係って不思議ですね~
夕方にブログを見てくださっている馴染みのお客様が遊びにこられ、徹夜をして疲れが出ませんでした。と、問いかけられました。
私は次の日もいつもと変わらず元気でした。と、応えたのですが、今になって頭がボーとしてきました。
年を取ると、筋肉痛と同じで時間が経ってから症状が現れるのかな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






