小売業として店舗があるということは、消費者から見て必要とされる店でなければなりません。
この店は和装を軸にした品々と和雑貨も取り扱う店ですが、どなたも興味を持たないとなれば店の存続は難しく、そうならないためにも、きものの面白さや、生活の中に着物や和雑貨が入って行く提案があって始めてこの店に関心を持っていただけるのではないかと考えています。
だから、お客様を待つだけの店であったとしたら、きもの離れが加速する中だけに忘れられる店になってしまいます。
仕入れ先の話によれば、そのような呉服店が多いと聞いていますが、私はきもの愛好家が全国に沢山いると思っているだけに、創意工夫しながら踏み出すことが、店を持っていることへの価値を味わえるのでしょう。
不安と気苦労が絶えませんが、お客様から相談をいただける店になりたいです。
さて今日は、今回の24日からの涙市にて「蔵出し商品」を幾品か出品させていただきます。
今朝もあるお客様が、蔵出し商品を見に来ていたようですが、随分昔に仕入れた正絹の四つ身の着物は二組ありましてね~
【涙市に出品する蔵出し商品】

それがこちらの着物になります。
四つ身の「赤」と「紫」の撫松庵から出されていた正絹の袷のきもので、赤い長襦袢も付いたプレタ着物です。
当時、税別で20万円で販売していたもので、撫松庵の担当者が二組仕入れていただけるのなら少しおまけをしますとの提案がありまして買い求めたのですが、無地の着物だったことから北陸地方には向かなかったんですね~
というよりか、20万円という着物に合う提案力が不足していたのでしょう。
いつしか引き出しの奥へ行ってしまって、今に至っています。
撫松庵の四つ身の着物と長襦袢「赤」

こちらが赤の無地になります。長襦袢はポリエステルの地紋のある赤の無地になります。
手に触れていただくことができませんが、着物の生地が上等な生地を使っていて、色の発色も抜群で、背に家紋とは違う刺繍紋などがあるとお洒落な着こなしになるのではないかと考えています。
【撫松庵の四つ身の着物と長襦袢「紫」】

こちらが色違いの「紫」となるものです。紫という色が正しくないのかもしれませんが、大人色に赤の長襦袢がとての似合っていると思います。
四つ身の着物と言うのは7.8歳用となりますが、既製品の寸法は一般的に「身丈が128㎝で袖丈が76㎝」となりますが、無地の四つ身は「身丈134㎝で袖丈82㎝」の寸法になっています。
ひと回り大きなサイズであることから「大四つ身(おおよつみ)という表現をさせていただいます。
【涙市・蔵出し商品 正絹四つ身無地/仕立て上がり 着物と長襦袢「赤」と「紫」】

この撫松庵の四つ身を涙市にて訳あり商品として44,000円(税込)で店頭に出させていただきます。
7歳の七五三を迎えられる方や踊りお琴などの習い事をしていらっしゃる娘さんにお勧めさせていただけたらと思って、今日の記事とさせていただいた次第です。
偶然にも記事を書き始めたところに、関東のお客様からこの着物のことで問い合わせが入りまして驚きました。
何か分りにくい点がありましたらお尋ねください。
ということで、今日はここまでとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,320記事






