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昨日は失礼致しました。
5日間に及ぶ「決算の会」の感想を書いたのに、書き上げたかと思っていた時に記事が消えてしまいガッカリ。
時間も遅かったものでご来店いただいた方々に感謝の気持ちを伝えることができませんでした。
一日遅れましたが、炎天下の中足をお運びいただきましてありがとうございました。
今回の会を振り返ると、もっとも人気があった商品はこの時期に着る浴衣でした。
それも反物で、仕立てが必要なことから仕立て士には随分無理をお願いしているところです。
これも夏祭りや花火大会などのイベントが開催されるからで、ひと夏を和文化に触れて楽しみたいと思っている方が浴衣と繋がるのではないかと考えています。
そしてその風は、呉服店が少なくなったことで、いろんな方が尋ねてこられます。
量販店で満足できない方、こだわりの商品があると紹介されて覗きに来られる方、馴染みのお客様が新しく新調したいといって相談にこられる方、お客様の想いはさまざまですが、共通して言えることが一つあります。
それは「私を着物美人にして欲しい・・・」、そのような願いが聞こえてきたことです。
つまり、割引率を優先して浴衣選びをする方が極めて少ないということです。
その想いは浴衣だけではありません。
絹の着物や帯でも同じで、お客様の想いが責任の重さになり、お客様に素敵な装いを提供することが店の使命であることを改めて感じました。
だから、苦しめられることも少なくありません。
決算の会は、私が目標としている金額には届きませんでした。
しかし、店の役割が見え始めて来たことは、違った意味で大きな収穫があったと考えています。
着物をおしゃれに着たい、綺麗な女性になりたい、今はそんな時代です。
その想いに応えられる店が、着物に関心を持っている方に指示されるのだと思います。
その意味では、自分にできることはまだまだあります。
志を高く持って、何度転んでも諦めない自分でいたいと、言い聞かせる私です。
そして、店頭には新しい看板が立ちました。
「春夏秋冬のれん展」です。
今日は展示会の華やかさからは一転して、会場の後始末に追われる一日でしたが、8月は和のインテリアにこだわってみたいと思っています。
会の準備はこれからですが、新鮮な気持ちで取り組めるよう、工夫してみたいと考えています。
それと今日はお母さんの月命日でした。
次女の結婚と無事に会を終えることが出来た報告をしてきましたが、この暑さにお母さんも根を上げていることでしょう・・・
たっぴり水をかけて来ました。
お母さんと過ごした夏休み、忘れることがありません。
もう一度お母さんと信州に行きたかったな~
無念です。
20代の時を思い出しながら合掌・・・
そして明日は朝起きをして京都へ向かいます。
一番に向かう先は、木目込み人形のお雛様展ですが、全国から私のような小売店が、会場が開く9時前に並ぶから驚きです。
古布を使った人形だけにオープンと共に争奪戦が始まり、熱気は夏の炎天下以上になります。
気持ちをリセットして、素敵なお雛様を選んでこれたらと思っているところですが、もう一か所伺ってみたい店があります。
それは12月にお客様と一泊で南座である顔見世に行く予定をしていますが、京都観光もすることから候補地にある食事処を見てこようかと思っているんですね~
とにかく暑い一日になりそうです。
昨日記事をアップできなかった分、無理して二日分書かせていただきました。
それでは皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






