先ほど東京のお客様にお電話を入れさせていただいたのですが、ブログを長年続けているといろんな方との出逢いがありまして、着物相談などもいただけることがあります。
その多くが東京を中心とした関東圏で、具体的な着物相談もありますが、着物の相談になると離れた距離を埋める難しさがありまして、お客様にご満足していただきにくい部分があるのではないでしょうか?
受けた側としても万全を尽くして工夫していますが、大きな課題のひとつかと考えているところです。
そのような背景もありまして、年に何度か東京の仕入れ先が都内で開く展示会があると、補えない距離感を埋めることができればと思うところがあり、積極的に参加させていただいている次第です。
そこで10月に都内で仕入れ先が展示会を開催するとの連絡がありまして、今日はこの場を借りてご案内をさせていただきたいと思います。

東京での展示会の案内状
その展示会は10月14日(土)と15日(日)の二日間、赤坂にある加賀料理の「浅田」で開かれるもので、「錦秋 染織逸品展」という着物と帯の会です。
都内の着物専門店さんがお客様をお呼びして新しい商品を見ていただく会ですが、私は少し捉え方が違っていて、ネットから出逢いを持つことができた方とのコミュニケーション場にできないかと思って参加させていただいているものです。
近寄りがたいと思わずに、ご縁をいただかるものであれば利用してみてください。
お顔を合わせてお話を聞かせていただけるものであれば、力になれると思っている次第です。
気が許せる関係を築けている訳ではないので、気楽に足を向けられないことも承知しておりますが、遠い距離を埋められる機会でもあるので、ご連絡をいただけたら、ご案内状を送らせていただきたいと考えております。
ところで、着物が解らない人が多くなっている中で、着物の価値や着こなし方を伝え、ご理解をいただくことって簡単ではありません。
そこにはお客様の信頼がないと受け入れていただけないものがあるだけに、こうしてブログ記事を書いたり店の情報紙を発行したりして身近な存在になればと思って続けていますが、果たして着物の振興や店のファン作りに繋がるものになっているのでしょうか?
その事に使う時間が長くなっていて、心の中で口説いていますが、ハイテクに弱い人間としては仕方のないことだと言い聞かせている自分がいるようです。
諦めない根気を褒めてやりたいが、的を得たことに時間を使っているのかと時々考えてしまいます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







