日が暮れてから雨が降り始めましたが、今日は暖かくて気持ちのいい春気分を味合うことができました。
こんな日は開放感に満ち溢れるもので、旅に出たい気持ちになるのは私だけでしょうか?
そんな心を引きずりながらの投稿です。
この画像、可愛い模様でしょ・・・
アドバルーンを帯も模様にしたもので、今日のような天気にピッタリかと思って取り上げてみました。
これは西陣織の名古屋帯なんですよ。
有名な機屋さんの女性スタッフが集まり、10万円以内で販売できるものを図案から考えて作った商品だそうです。
ポップ感じがして、今どきの遊び心のある着物愛好家に受け入れてもらえるのではないかと思いますが、この帯を使って春の装いをコーディネートしてみました。
それがこちらの装いです。
萌黄色の紬の着物にアドバルーンの帯が似合うでしょ・・・
見るからに春色って感じで、解放感に満ちた装いかと思っております。
お友達と観光地巡りや、ひっそり佇む田舎町をそぞろ歩きするのも乙なものがあるでしょうね~
この装いに帯〆と帯揚げを加えてみましょう。
桜が咲くことでもあるのでピンク系の帯〆を加え、帯揚げには濁りのない黄色を入れてみました。
実に爽やかで、それでいて遊びがあっておしゃれでしょ・・・
あっさりした着物で帯を楽しむ着こなし方って淡白な感じを受けるかもしれませんが、これこそがおしゃれが際立つ着こなしではないかと思っています。
それに着物も帯もリーズナブルだし、人と違った着物ライフを満喫していただけることでしょう。
ここのところお客様の対応に追われていて、思っているように仕事が進んでいません。
そろそろ本腰を入れて4月に開催する「刺しゅう展」の案内に回らなくてはらないと思っているところで、これからが正念場だと考えています。
手書きで作ったピンク色の刺しゅう展の案内も用意できましたし、204号の「あ・うん」もできあがり、残すは刺しゅう展のお誘いです。
今回は日本工芸会正会員の刺しゅう作家・森康次さんが手伝いに来ていただけることになって、有り難い反面、プレッシャーも半端ではなくてね~
都心の有名きもの専門店さんに森さんがお手伝いに行くことがあっても、こんな小さな、それも郊外の店に来てくれることは異例なことなので、この「刺しゅう展」には、なんとしても」人を集めたいんですね~
それに私が言い出した「刺しゅう半衿作り」にも手を貸していただけるので責任があります。
このプレッシャーを上手く生かし、駒の進め方を慎重に考えなくてはなりません。
とりあえずここしばらくは、店にお越しになられたお客様に刺しゅう展の概要をお話しして、刺しゅう半衿作りの体験者を募りたいと思っています。
その一方で、出来あがった4月号の「あ・うん」に刺しゅう展の内容を載せたので、これを持って外回りをして、時をずらしてから再びピンクの案内を持って回りたいと考えているところです。
県外の方にも是非お越しいただきたいので、興味のある方はご連絡ください。
豪華な案内状ではありませんが、手作りのピンクの案内状と、4月号の「あ・うん」を送らせていただきます。
「これから、今から!」
本物の伝統の技をこの地域の人たちに知っていただくためにも、頑張らなくてはなりません。
それではこれにて・・・
お休みなさい。