魔法の言葉をパワーにして言葉を埋める手書きのラブレター(案内状作り)

御召展の案内状作り 店主のひとりごと

朝起きると、真っ先に頭を過るのは、4月20日から開催を予定している「御召展」の案内状作り。

”このままでは会が開けない。どうしょう~”

 

寝ても覚めてもそのことが気になっていて、朝刊を取りに行くといつもの倍ほどの厚み。中を広げると家電製品や食品などのチラシがどっさり挟んであって、その多くが写真を載せたカラー刷り。

 

”こんな構成は自分にはできない。どうしょう~”

 

自らがブロディ―スし、手書きで案内状を作っているもので、ここ数日苦しんでいましてね~

不器用でアイディアも乏しくて、自分が情けなくなりますが、そんなことを口説いていられる状態ではありません。

今日はお客様が少なかったもので、奥にこもって案内状作りに集中することができました。

 

 

 

御召展の案内状作り

御召展の案内状作り

どうにかここまで白紙の紙面に情報を書き込むことができましたが、綺麗な写真を使って構成するものではないので表現法が難しくてね~

 

私が作る案内は、写真が入る個所が言葉になっていて、いくつかの筆やペンで一文字一文字丁寧に文字を書きながら、考えている枠の中に納まるように埋めていく訳ですが、パソコンみたいに文字を消したり、レイアウトを簡単に替えることができないもので、納得できるまで何度でも書き直すことの繰り返し。

 

度が過ぎたアナログ法で構成しておりますが、肝心なのはそんなことではなくて、どうしたら提案したことがお客様に心に響く作り方ができるかで、何度の何度の立ち上がっては、窓から空を仰いでは言葉を探しています。

 

だから、呆れるくらい時間がかかるんですね~

 

時間を無駄に使っている感じがしますが、自分が作ったものに愛情が湧いてくるから不思議です。

言葉を変えるなら、お客様に送る”ラブレター”へと変わってくるんですね~

 

いつも片思いで終っていて、芸がないというか、進歩がなくて、これでいいのかと思いながら構成をしております。

だから魔法の力が欲しくてたまりません。

 

明日も引き続き、空白の個所に提案してみたいことを書き込みたいと考えています。

表面の構成が終れば、次は裏面の構成が待っていて、ここしばらくはペンを離すことができないことでしょう。

 

一日も早く目の前のハードルを乗り越えて、次なるハードルへと向わねばならないのですが・・・

 

いつも思うことですが、情熱とパワーがないと展示会が開けないことを実感しています。

その意味では、”もう少し頑張ってみよう”は、私の魔法の言葉になっているのかもしれませんね。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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