ついに「御召展」の案内としてお出ししている、印刷物の構成を終えることができました。
後は仕上げを残すだけとなりホットしているところです。
他店の店に比べたら案内状とはほど遠いものですが、今私ができるすべてのことを白紙の紙、両面に想いを注いだつもりです。
自己満足と言われそうですが、一区切りついて疲れがドっと出ております。
こんな日は早く自宅に戻りたい気持ちでいますが、もう少し頑張らなくてはなりません。
とりあえずコーヒーでも飲んで次のことを考えることと致します。
冷たい風が薄巻いていますが、一歩ずつ春らしい陽気になってまいりまして、テレビからも桜の開花情報が届き始める頃となりました。
お越しなられていたお客様からも、4月にお友達と花見をする話をされていましたが、そんなシーンにお着物でひと時の時間を過ごすことって、乙な遊び方だとは思われませんか?
私の店でも数人のお客様と着物で花見をする予定でいますが、”何を来て行こうかしら・・・”といって、店に立ち寄ってくださったお客様がいらっしゃいました。
お客様の花見はすでに始まっていて、着物コーディネートをあれこれ考えるのも着物の楽しみ方かと思います。
タンスの引きだしを開けて、お花見に着ていきたいと思っている着物を選び出し、その上に幾つかの帯を合わせて春をイメージしてみる。
それだけでもワクワクするものがあり、帯が決まれば次は帯〆と帯揚げの色を何を持ってこようかしら・・・
流れる時間を忘れておしゃれなコーディネートしてみることって、洋服では味わえない豊かさがあるのではないでしょうか?
それが着物の世界かと思います。
コーディネートをする中で、足りないものがあれば呉服店を頼りにすることもあっていいと思いますが、帯〆の色ひとつで雰囲気が変わるのも着物の世界です。

猫の帯留
例えば、趣を変えてみたいと、帯留めを加えてみることも街着の楽しみ方で、ここにアップさせていただいた猫の帯留めなどは、和みを誘うものがあって面白いと思われませんか?
猫好きな方にはたまらないデザインの帯留かと思いますが、着物でお出かけになるメンバーの中に猫好きな方がいたとしたら、話題をさらうものがあったりして、注目されることも着物の楽しみ方かと思います。
これから着物が似合う季節が訪れようとしていますが、是非着物を着る前の楽しみ方も含め着物でいつもと違う女性を演じてみて下さい。
きっと、見るもや触れるものの世界が豊かさに満ちた穏やかで優しい時間に包まれることでしょう・・・
他愛のないことを書いていたら疲れが取れました。
言葉って不思議な魔法が潜んでいて、心を豊かにすることができたようです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







