5日間の涙市が今日で幕を閉じました。
炎天下にもかかわらず、今回の会に足をお運びいただいたお客様には心より感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
今回も着物愛好家との初めての出会いをいただくことができましたが、日を追うごとに来客が少なくなり、苦い涙も流していました。
いっぱい涙を流した気がしますが、どれだけ経験を積んでも、より多くの人の心を動かすという課題は改善されていなくて、力不足を感じている次第です。
重たい重圧から解き放されて、身も心もリフレッシュしたいところですが、明日からは会場の後始末。そして浴衣パーディーの段取り。
動き出している店作りという車はガス欠になっても止まることがなく、次の目的地に向かってギァーを入れようとしているところです。
さて、こちらは夏の着物として知られている明石縮を紗の生地に染めた帯でコーディネートさせていただいたものです。
若さと夏の暑さを吹き飛ばす力強さがこの着こなしから伝わってまいります。
詫び寂とは少しばかり次元の違うものですが、エレガンスな華やかさがあり、背丈のある方がお召しになるとオシャレでしょうね~
オフホワイト系の地色の明石縮にレモン色の帯。そこには大胆なお花をブルーの色で描いていて、夏を迎え入れる南国の世界。
まさに夏を楽しむ着こなし方で、それが返って人を惹きつけるのではないでしょうか?
特に色の組合せがとても素敵だと思っております。
暑さで夏場に着物を着ることを避けるが人が少ない中で、この着こなしをサラリと着こなせたなら最高のオシャレと言えるでしょう。
さて貴女なら、この着こなしにどのような色の帯締めを加えますか?
こんな感じでいろんな想像が膨らむのも着物の面白さ。
着物で心が豊かになればと思い紹介してみました。
そして明日の夜は着付け教室。
それまでに広いスペースを明けなくてはなりません。
明日は後かたずけに追われそうですが、身体を休めて明日に足を向けたいと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。