閉店間際から始めるブログ投稿は毎日の日課となっていて、どうせ時間を使うのならと、魅力的な記事になるように心がけていますが、それが毎日続くとなればそれなりの覚悟とパワーが求められます。
いつか花開くのではないかと思って20年近くブログ記事を書き続けていますが、続けることの難しさってあるんですね~
自分で自分を甘やかしていては続かないし、パワーを生み出す「夢」というものがないと、いつしか心も折れて人を惹きつける魅力を失ってしまいます。
心も体もポンコツと云えるのかもしれないが、なんとかブログ投稿を書くことができているので、中味は別として自分を褒めてやりたいです。
“何処まで、いつまで”続けられるかわからないが、この店の魅力を一人でも多くの人に伝えきれるよう頑張ってみたいと思ってます。
心が折れそうなときがありますが、どうか暖かな眼差しで見守っていただけたら嬉しいです。
このような書き出しから始ったのは、疲れが少し溜っていまして、心の切り替えが出来ればと思って呟いてしまいました。
今日は竺仙さんの江戸小紋を訪れた秋を意識してコーディネートしてみたのでご覧下さい。
【グリーン地の江戸小紋唐桟縞を型絵染の帯で合わせる】
こちらのコーディネートは人間国宝の故・児玉博氏の型紙で「現代の名工」として選ばれた浅野栄一の染で描かれた江戸小紋の唐桟縞を紬の生地で型絵染された帯で合わせ、足元のお洒落にもこだわって大人のきもの遊びを考えてみました。
街着となりますが無理のないコーディネートだと思いませんか?
【型絵染の帯でコーディネート】
合わせた帯も竺仙さんの六通柄の型絵染の帯で、紅葉を迎える季節とあって帯の垂れ先がレンガ色になった草花模様でコーディネートを整えさせていただきました。
江戸小紋がグリーンをベースにしていて、装いのトーンが暗くならないように、合わせる帯をいくらかでも明るく見えるもので合せてみました
そのことによって装いにメリハリのあるものになって、躍動感が現われているかと思います。
【帯締めと帯揚げはスッキリと合せる】
六通柄の帯なので腹もお太鼓柄と同じものになりますが、帯締め帯揚げの合わせ方としては、主張を抑えたスッキリ感のある色合のものでまとめさせていただきました。
【足元のお洒落にもこだわる】
そして足元のお洒落にもこだわってみました。
街着としてのコーディネートでもあるので、足袋に蓄音機と音符柄が入った加賀染め足袋で遊び心を表現し、草履はかかとが少し高めとなった舟形のエナメル草履台にグリーンのラインが入ったもので合わせ、合せた鼻緒がが可愛いでしょ・・・。
【楽しい刺繍鼻緒で遊び心を出す】
鼻緒に名作劇場と書いてあった、童話を刺繍鼻緒にしたものではないでしょうか。
勉強不足ですが、ここに白の加賀染め足袋が入るので、嫌みのないお洒落感を楽しんでいただけることでしょう。
このものあるでしょうが、いい感じにまとまったと思っています。
25日からの神無月の会では、染帯にスポットを当ててみたいと考えているので、染帯で装いの雰囲気を変えていとお考えの方は、是非とも時間を作って覗いて見てください。
その際は、ご自身のお着物をお持ちいただけるとクリアーお見立てが出来るかと思っています。
ご面倒でなければお着物をお持ちください。
ご一緒に帯締め帯揚げも合せてみてはいかがでしょう。
明日からその神無月の会の会場準備に入らせていただきますが、どうか楽しみにしていてください。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。