最近、着物を着て遊びにいらっしゃる30代のお客様から着物に合わせる帯や、帯締め帯揚げのカラーコーディネートを教えて欲しいと言われるのですが、これがなかなか難しく伝えるのに苦労します。
私の色の合わせ方は着物をベースに色の強弱に気を使いながら着姿を作り上げていくタイプで、毎日の経験から培われた感性です。
お母さんは私と違った感性を持っていて人それぞれのように感じています。
見立てで変わる着物の表情、これが専門店の技の一つで、その店その店の特徴になっていているのではないでしょうか・・・・・・・
しかし一般的には、消費者はお店を 「高い安い」 といった見方で捕らえているのが普通みたいです。
30代のお客様の話ですが、カラーコーディネートは着物の雑誌や着物屋さんのショーウインドーなどを見て目を肥やすことが大切なように思います。
ちなみに私が今の仕事を始めた時、浴衣の柄の年代層が解からなくて50代の方に20代の柄をススメテ叱られた経験が何度もありました。
誰もが始めはそんなものです。
「好きこそものの上手なれ」 ではないでしょうか・・・・・・・・・・
開店と同時にお客様が無農薬野菜を持って来て下さいました。
そのお客様は、娘が勤めている学校の父兄の方でもあり遠い所から持って来てくれたのです。
有難うございました。
他にも着付けに習いに来られているお客様が、とちもちを持って来て下さいました。
地域の暖かい人間性を感じます。
店とお客様の係わり合いの根底には、心が通うことから成り立っていることを感じた一日でした。
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