先日コメントを頂いた方が、着物に合わせる帯と帯締め帯揚げを数点持って相談に見えられました。
ご結婚後の挨拶周りに着物を着られるそうです。
ご実家が県外で親元を離れ着物のことが解からないようで、着物に合う帯と小物を合わせ説明させてもらいましたが、半衿が汚れていたもので付け替えをお受けしました。
おそらく日本全国に親が作ってくれた着物を、いつ、どのようにして着たらいいか解からない人が沢山いるように思います。
今回のように知らない土地の着物屋さんに相談に来られるケースは、そんなに多くないように感じていて、そのほとんどがタンスの肥やしになっているようです。
どうか気軽に着物屋さんに相談してみて下さい・・・・・・・・
そして昨夜 「きもの冬対策」 のブログを読まれた方からお尋ねのコメントが有り昨日の補足説明をさせてもらいます。
草履の上の3足は、底が滑りにくくなっていて濡れている道などには効果を発揮します。そしてつま先に透明のカバーが掛かっているのが雨草履で、台とカバーがいったいになっていて取り外しが出来ません、
又、草履に付けるカバーの別売はありませんが、下駄にはカバーの取り付けが出来ます。
そして足袋カバーですが、左側が足袋カバーで素材はナイロンで撥水加工がしてあります。右側の一般的な足袋より足首を包む部分が長く素足に履く足袋を保護する為のものです。
解かりやすく説明が出来ませんでしたが、近くの着物屋さんで尋ねてみられると良いと思います。
ほんの少しではありますが、着物のことについて相談を頂き有り難く思っています。
しかし相手の知りたい事を正確に伝えきれない もどかしさ があります。
これらのことは、いずれホームページを作る際に役立つように考えていて、今はその勉強をさせてもらっているようです。
こらから溜まっている仕事をするもので、今日のブログはこれで終わりにします。
どうかこらからも感じた事や着物相談のコメントお寄せください。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







コメント
質問にお答えいただき、ありがとうございました。恥ずかしながら、下駄と草履の区別もわかりませんでした。
履き物に簡単な部品をくっつけるだけで済むなら、その方が安いと思ってつい変な質問をしてしまいました。履き物の「底」まで違うとは知りませんでした。
着物屋さんに一人で入るのが恥ずかしいです。ブランドショップに行くより気後れします。なのでメールで質問させて頂きました。丁寧に教えてもらって助かりました。ありがとうございました。
着物初心者というよりは常識知らずなので、どこから勉強していいかわかりません。中学時代に浴衣の着付けを家庭科で習った程度です。
また教えて下さい
下駄のつま先に掛けるカパーを 「つまはけ」 といいます。昔はそのパーツをよく見かけたのですが、今はつまかけが付いた「雨下駄」として市場に出ています。
取り外しが出来て5千円~2万円前後します。
パーツだけを売っている店がほとんど無くなっているにが現状です。
しかしネットで探すと見つかるかもしれませんヨ・・・・・