頭を悩ますお見立て

会の三日目もお客様が午後に集中し、お母さんと二人で切り盛りしている店内は大忙し。
充分にお相手をすることが出来なかったお客様もいらっしゃって、悔いが残る時間でもありました。
とことでお見立てで いちばん頭を悩ますのが、
・お客様が持っていらっしゃる着物に帯を合わせたい、
・持っている帯に着物を合わせたい、
・帯〆、帯揚げ、重ね衿などの小物を合わせたいなど、
合わせたいお品が無いときの見立ての場合です。
特に他店で求められたお品ですと、お客様のお話を聞いて想像の世界でお見立てをしないとなりません。
これがとても難しいんですね・・・・・
例えば、現在持っていらっしゃる小紋に新しい帯をご準備したいとのご相談を受けたとします。
色合いや模様を尋ね着物のイメージを膨らませ、幾つかのお品をご紹介します。
想像の世界のお見立てだけに、お客様も私もピントが合っているかどうか判断しにくいんですね~
何百円の世界でないだけに、求めて頂いてから合わなかったとなると、お客様に申し訳ないですからね。
どうかそのようなケースのご相談は、合わせるお品を持参してお尋ねせれることをおススメします。
お見立てさせて頂く側としても、的確な判断ができますしね・・・・・・
着物のコーディネートは、基本になる着物に色や柄を重ね合わせていくもので、
照りのある着物には、その着物に合う帯との相性があり、
パステルカラーの着物には、その色に合う帯というものがあります。
勘に頼る買い物は、充分ご注意してくださいね。
昨日のことですが、県外の女性からメールが届いていました。
きもののリサイクルショップに最近お勤めになられ着物に関心を持ち始めたそうで、このブログに対する暖かい気持ちのコメントでした。
嬉しかったですね~
それに元気まで頂いてしまいました。
知らない土地で、見たことも無い人に応援をいただいている事に、改めて驚くと共に感謝したい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございます。
どうかこれからも、このブログとのお付き合いが出来ることを願い今日を終らせていただきます。

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