今日も太陽のパワーに圧倒されてますが私の心は曇り空。
今月を振り返ると見立てが必要となるきもの相談が極端に少なくて、その「負の空気」を変えられないもどかしさに能力の乏しさを感じてしまいます。
この先も残暑が厳しそうですが、9月から秋商戦が始まるわけですが、仕入先も私達小売店さんも新しい戦略を持って挑まなければならないのに、カレンダーの日付に引きずられて仕事をこないしている感じがしてなりません。
その中の一人であることが嫌でなりませんが、せめてチッポケでもいいから秋商戦を睨んだ新しい工夫をお客様に示すことが出来ないかと考えていますが、それがなかなか見つからないんですね~
だから私の心は「曇り空」。
商売って、販促にしても新商品作りにしても、アイディアとセンスがお客様の心に響くものであれば成果を生みますし、何の反響もないとしたらピントのズレたことをしていることになるのでしょう。
諦めないで何か一つでいいから、私達の意気込みを見えるもので示したいと思っています。
昨日までの七五三フェアが終って今日は店内の模様替えの日となりました、
その途中ですが、ここにも工夫が必要とされていて、どのような形で秋を伝えたいのかを明確にしなくてはなりません。
【格子柄の上田紬で秋をイメージする】

秋を待つきもの達
一つには秋の色を上手く生かすディスプレ-があるかと考えてます。
何気ない感じですが、この画像からいくらかでも秋を感じていただけるでしょうか。
秋の色合で格子柄の上田紬を色付いた紅葉を感じさせられる森をイメージした染帯で温かみのある街着の装いを作ってみました。
そしてその背後には月を見上げる兎さんの麻のれんを紅葉の地色で描いていて、秋単衣の装いを演出させていただいた次第です。
こんな感じで訪れようとしている秋を店内で造り始めています。
自己満足の世界ですが、来店されたお客様が面白いと感じていただけたら「○」だし、何も印象に残らなければ「×」だと思って、楽しみながら模様替えをしています。
今月も残りあと3日。
時間を有効に使って、9月のスタートラインに立てたらと思っている私です。
明日はどんな絵が描くことができるのでしょう。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







