新しい商品を揃えました。
秋の色を意識した遊びの着物と小物達。
店のテーマでもある浴衣デビューをした方への「秋のきもの」提案です。
つま先から頭までのトータルコーディネートのことを考えると、品揃えが不充分かもしれませんが、天然素材の着物と帯にこだわってみました。
写真を大きくしてみます。
着物は黒地に白のストライプが入ったウール素材に木綿の仕立上り京袋帯を合わせました。
オーダーメイド仕立ての加工費を加えると、着物と帯のコーディネート価格は ¥60,900になります。
この着物もウール素材で、2点のお仕立上り価格は ¥65,100になります。
このワイン色の着物は綿素材で、無地の帯を合わせてみました。
2点のお仕立上り価格は ¥50,400になります。
(着物は3点共にオーダーメイド仕立てで、帯はお仕立上りです)
簡単な解説になりましたが、浴衣に変わるこれからの季節商品として新しい取り組みを模索しているところです。
全国で浴衣を着る方が沢山いるにもかかわらず、夏が過ぎると火が消えたみたいに和装から離れてしまう現状をみていると残念でしかたがありません。
何故そうなるのか・・・・・・
考えられることは山のようにあると思いますが、否定することから考え始めると新しいことなど生まれません。
私は浴衣をきっかけに着物を楽しんでみたいと思っている人は少なくないと考えて、それがいきなり何十万もするとなると、熱い気持ちも冷めてしまうのではないかと思うのですね~
今の市場にはシルクを除くウールや木綿などの天然素材の秋冬物の着物は、浴衣と比較すると数パーセントにしか満たない生産量だと感じています。
その中での品揃えは大変難しく、お洒落を追求するとなると、なお一層難しいものがあります。
何が出来て、何が出来ないのか・・・・・
取り組んでみないと分りませんが、きもの愛好家になるまでのステップとして気軽に着てもらえる着物は絶対必要です。
(それも天然素材のオーダーメイド仕立ての着物がネ)
回りくどい記事になりましたが、自分のお小遣いで手に出来る着物をディスプレーしてみました。
深まり行く秋を着物で遊んでみてください。
参考のしてもらえたら嬉しいのですが・・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






