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なんと寒い日でしょう・・・
ゴールデンウィークの暑さに、今年はこれで暖房器具とオサラバかと思いきや、まだ必要とするなんて、考えられない話です。
午後から店にも暖房が入り暖かさを取り戻しましたが、明日も今日みたいな天気になるみたいで、夏の売り場とはほど遠い関係になっています。
それでも浴衣を選んでくださるお客様が、毎日のようにいらっしゃって、感謝の一言に尽きるこの頃です。
今日はとってもおしゃれな浴衣と、帯の組み合わせを紹介してみます。
これからその着こなし方を提案しますが、単なる浴衣ではなくワンランク上の着こなしです。
これが私の店が推薦するおしゃれな浴衣です。
特徴をいくつか書いてみましょう・・・
・ 模様が音符とリンゴの柄であること。
・ 絞りを加え、色を染めないで白い模様にしていること。
・ 浴衣地の色が鮮やかなスカイブルーの単色であること。
・ 素材が綿麻紅梅といって、麻が26%入りとても涼感があること。
このような浴衣が過去にあったでしょうか・・・
帯とのコーディネートしだいで最高のおしゃれを楽しむことができます。
浴衣という位置付けなら、博多織りの浴衣帯を合わせるという考え方もありますが、あえて夏きものとしての着こなしを考えてみました。
そして、合わせたのが麻素材の染め名古屋帯です。
流水に桔梗(キキョウ)などの小花をブルー系の色で染めていて、着物に合わせると、とても爽やかで大人のおしゃれというものを感じます。
前置きが長くなりましたが、とっても素敵でしょ・・・
他にもこのような合わせ方をすると、すれ違った人の脳裏に焼き付き離れないでしょう。
「素敵な女性に出会ったと言う事実に・・・」
この帯は数日前に紹介した染めの夏名古屋帯です。
帯の合わせ方で着物の表情は変わりますが、この浴衣地で夏を多いに楽しんでみるのもよろしいのでは・・・
綿麻紅梅のお値段ですが¥58、800の価格です。
一品しかありませんので、気になる方はお早めにご相談くださいね。
こんな寒い日に、涼しい話を記事にしてもピンとこないかもしれませんが、今が旬の時です。
おしゃれにごだわってみたい方は、即行動に移して、お気に入りの品をゲットしてみてください。
それにしても寒いな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







