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降り続いた雨もしだいに小降りになり、しっとりと空気に包まれています。
じっとしていると肌寒さを感じますが、このような静かな日曜日もなかなかいいものかもしれません。
しばらくすると、紫陽花(あじさい)が色付く頃となりましたが、雨と紫陽花は一心同体みたいなところがあり、よく似合います。
今日の天気に誘われるかのようして、紫陽花柄の絽の風呂敷を売り場に出しました。
素材は化繊ですが、なかなか上品です。
包む風呂敷としてお使いになっても素敵ですが、季節を伝えるインテリアとしてタペストリーのようにしてお部屋に飾るのも乙なものです。
お値段は一枚1890円の品になりますが、贈り物としても風情がありよろしいのでは・・・
このにアップした浴衣は竺仙さんの子供浴衣です。
或る方から相談をいただきアップしてみました。
近年、子供ゆかたといえば既製品の仕立て上がりばかりで、反物から仕立てる品がメッキリ少なくなっているのが実情です。
反物の長さは大人物と同じで12m近くあり、一反で一つ身(1~2歳)と三つ身(3~5歳)、両方作れるくらいの長さがあります。
それ以上の大きさになると、反物一反を使わなくてはなりませんが、大きさを自由に仕立てられるというのがオーダーメイド仕立ての良さです。
お値段は¥21、000です。
こちらの品も子供ゆかたですが、仕入先が違います。
約8mくらいの長さのもので、模様も小ぶりで5~6歳までが限度かもしれません。
お値段は¥9、240の品になります。
今のお若いお母さんは、反物から仕立てる子供ゆかたが、こうして存在することを知らないかもしれませんね。
市場にこうした子供物の反物が数が少なくなっているので、柄選びに不満が残るかもしれませんが、きちんとした仕立てが出来る安心感があります。
今回たまたま問い合わせがあったもので紹介してみました。
是非参考にしてください。
ところで、店に出てきて少し店内も模様替えをしてみましたが、疲れが溜まっているのか集中力がありません。
他にも来月(6月)の店作りのことを考えなくてはならないのに、楽しいアイディアも涌いてきません。
困ったものです。
今週の27日は、お客様と総勢16人で三ツ星レストランでディナーをいただいてくる訳ですが、その下準備もしておかねばならないし、呑気に構えていてよいのでしょうか・・・。
先程の浴衣は「三勝染め」というメーカーの綿紅梅浴衣です。
本筑の博多帯とコーディネートしてみました。
着物と帯2点で¥46、200の品になります。
ということで、「明日は明日の風が吹く」、そんな心境で投稿を早めに終え、ゆっくりしてみます。