長板本染中形ゆかたに伝統の技を感じています

昨日の疲れが残っているのかもしれませんが、この肌寒い天気に吸い込まれるようにして元気を失っております。

 

沈んだ空。

それに暖かさが戻らない異常な天気。

生活のリズムが狂ってしまいます。

 

夕方尋ねて来た仕入れ先の担当者が、「体が重たくて・・・」、などと言っていましたが、その気持ち解る気がします。

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それにしても、暖房の入っている先方にお邪魔して、ホットするのは私だけなのでしょうか・・・

衣替えの時期なのに、この様子では まだまだ先でもいいかもしれませんね。

 

 

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店内は外の天候とは無縁な感じで、今年の新作浴衣がところ狭しと並んでいます。

今日はここの画面の中から、右端の商品を紹介してみましょう・・・

 

  

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この品は江戸時代中期末頃より染められている技法の浴衣で、「長板本染中形」という商品になります。

 

長い板を用いて、布地の表裏両面に寸分違わずに防染糊を置いて本藍で染めるという、一反づつ念入りに本染された伝統的な江戸浴衣です。

 

写真は藍一色の牡丹の模様ですが、線の力強さと立体感のある染上がりに迫力を感じています。

伝統の技というものが、大人の女性が持ち合わせている魅力を引き出してくれているのではないでしょうか・・・

 

そういう意味からも、こだわりの一品だと思います。

仕入れ先は竺仙さんで、お値段は¥68、250の品にです。

 

 

さて、昨夜のポール・ボキューズでのフランス料理ですが、日頃からフランス料理を食べることがないもので、お味の比較ができないというのが正直な感想です。

 

 

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その中でも解りやすいのがパンだと思いますが、ボキューズのパンはとても美味しいものでした。

他に印象に残るものとしては、お料理の演出の仕方で、日々の食生活からは、ほど遠い世界の中で食を楽しめたことです。

 

もう少し詳しいことを書ければいいのですが、主催者側としてお客様の立ち場でテーブルに座ることが出来なかったというのが、私の正直な感想です。

 

いい経験になりました。

 

お客様の満足度が、どれくらいだったのかは解りかねますが、これからも着物で遊べる機会を設けることができればと考えています。

 

次は音楽演奏を聞きながらの「語らいの会」なんかも面白いかもしれませんね。

こうして、いろいろ考えている間が一番楽しいのかも・・・

 

行動に起こすとなると、例え小さなことでもエネルギーがいるものだと、改めて感じさせられました。

 

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