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今日は私にとって好い日だったのかもしれません。
この猛暑で絹の着物や帯のご相談が少なくて、悩める日が続いていました。
それが、たまたまでしょうが何人かの新規のお客様から着物を選んでいただきましてね~
こんなことが重なることって、めったとないことです。
その中の一人に、インターネットでこの店の存在を知り、ご夫婦で尋ねてくださった方がおられましてね~
店の品揃えをとても気に入ってくださり、とても光栄に感じた次第です。
奥様は浴衣に夏名古屋帯の装いで・・・
ご主人はたまたま洋服でしたが、週末は着物で過ごすことが多いと話されていた、筋金入りのきもの愛好家。
私はこの機会とばかりに、商品への想いを伝えたくて、私の最も好きな着物や帯を紹介すると、ご主人の目に叶う良質の紬が心に留まったみたいで、その着物を奥様に誂えたいということになったのです。
店を信頼してくださって嬉し感じると同時に、私とよく似た価値観をお持ちになられている ご夫婦との出会に感激した私でした。
別のお客様の出会いもあり、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
今日は入荷したての「つまみ細工の髪飾り」をご紹介したいと思います。
3年近く前から注目されている髪飾りで、店では主に振袖に合わせる方が多いかもしれませんね。
大小2ッがセットになった品・・・¥10、500
ちりめん地の朱赤・・・¥8、400
白をベースにした品・・・¥8、400
赤に黒を取り交ぜた品・・・¥7、875
紅白のお目出度い飾り・・・¥8、715
言葉を付け加えなくても、これらの写真をご覧になれば、古典の髪飾りであることがご理解できると思います。
流行りものが多い中で、本筋のゴージャス感でおしゃれを演出してみてください。
シーズンになると必ずと言って品切れを起こすので、ご準備はお早めに・・・。
思いっきり残暑が厳しくても、8月のお盆が過ぎると、以前注文をしていた秋物は仕入れ先から届くし、きもの雑誌も秋物が発売されて、徐々に秋の入口に立たされていることに気付かされています。
本調子までには、一山、二山と、厳しい試練を乗り越えないと実りのある店にはならないと考えていますが、できる事なら自然体で秋に突入したいものです。
その自然体とは、無理のない店の特徴を生かした店作り・・・
自分の好きな商品を集め、それを楽しみにしてお客様が覗きに来る。
私が目指す、お客様と店との関係ですが、いつになったら現実のものになるのでしょうか・・・
「夢物語で終わりたくない」、そんな想いが沈みかけている心に火を点けようとしている昨今です。
仕切り直しで、秋のスタートラインに立たないと・・・