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一日中雨が降り続き、外に出ることが憂鬱な日になりました。
年に一度、旧鶴来町が熱くなる秋祭り「ほうらい祭り」なのに、雨で関係者の方々は大変なのではないかな~
この連休は秋祭りの多い時期ですが、天気でお祭りのムードが左右されるだけに可哀そうに思います。
雨が降り止むことを願いながら今日の投稿です。
新しく入荷した絞り染めの小紋と帯をコーディネートしてみました。
ダークな色でまとめましたが、これがなかなかおしゃれで上品に仕上がったと満足しています。
シックな地色の着物に絞りで表現した白い雪の結晶がとても綺麗ですよね~
それに合わせた帯がとてもあっさりしていて、コーディネートのバランスがいいと思いませんか・・・。
このグレーに白の帯、花を図案化した感じに見えるかもしれませんが、「うさぎ」さんの模様なんですよ。
柄に顔の表情がありませんが、丸い体と耳の形で「うさぎ」と想像できるところが面白い。
私流に表現するなら、味のある名古屋帯です。
うさぎは来年の干支でもあり、これから話題を集めるアイテムだと考え品揃えしてみました。
着物に合わせた下駄もうさぎ柄の刺繍の鼻緒で、おしゃれの演出に添えてみました。
お値段は¥31、500の品になります。
この帯の前の部分には二通りの模様が絞ってあり、帯締め帯揚げなどのコーディネートも含めてアップしてみました。
最初に帯揚げを紫にして、帯締めを爽やかな白ベースに暖色の赤っぽい色が入った品を・・・
全体が軽い感じになって、都会的な感じに仕上がります。
帯締めを暖色のワイン系を合わせると、キュッとしまった感じになります。
この合わせ方もとてもおしゃれです。
もう一つの柄を前に持ってくると、雪輪の輪郭の模様が円を描くように出るので、その中にクリスマスツリーの帯止めを合わせてみました。
こうして見ると、三分紐の色が少し弱かったかもしれませんね。
帯揚げの黄色もキリットして、いい感じです。
3種類の小物を合わせてみましたが、貴方はどのタイプがお気に入りでしたか・・・
比較してみると色の入れ方でコーディネートの雰囲気が変わるのが良く判ると思います。
これからの季節、今回のような着物コーディネートで遊んでみたいとは思いませんか。
着物の世界がこんなにもおしゃれなのかと、目にした人の心に 心地よい余韻を残すことでしょう。
お値段は着物と帯2点で30万円近くする商品になります。
どうか参考にしてみてください。
なんとかここまで言葉を加えることが出来ました。
心引かれた品を紹介することって本当に難しいものです。
言葉が枯れたみたいで、今日はここまでとさせてもらいます。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







