お正月飾り「卯の絵馬とそのルーツ」・そして販促物が出来上がりました

今日は最高の行楽日和で、秋のひと時を充分満喫されたのではないでしょうか・・・

コンビニも沢山の来客で、多くの人が今日の天気を歓迎していた感じでした。

 

できれば今日の記事を豊かな自然の写真などをアップし、秋の風情をお伝えしたかったのですが、どうしても終えてしまいたい仕事があったもので、店に出てお仕事。

 

早朝の着付けで7時過ぎに店を開けたこともあり、ここに来てお疲れモードです。

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ということで、今日も店の商品をアップしてみました。

 

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来年の干支になり「卯の絵馬」です。

大きさが10㎝近くある、着物生地からお細工した品になります。

 

赤い色は元気が出ていいですね~

 

ここからは、私が勉強した「絵馬」についてのレポートです。

 

社寺などの境内で見かける、馬の絵と願い事を書いた小さな板が「絵馬」です。

日本では古くから、神様が馬に乗って人間の住む俗世界に降りてきたという伝説があります。

自分たちの先祖も馬に乗ってこの世に帰ってくると信じられていたみたいなんですね~

 

奈良時代の「続日本紀(しょくにほんぎ)」には、神様に生きた馬を奉納して祈願したということが書かれているとか・・・

 

しかし、神様に生きた馬を奉納するのは、経済的負担が大き過ぎたことから、やがて、馬形(うまがた)といって、土や木で作った馬を奉納するようになり、さらに板に馬の絵を描いて奉納するようになったのが、今日の絵馬の起源といわれています。

 

室町時代になると馬以外の図も描かれるようになり、江戸時代には家内安全や子宝・母乳を授けて欲しいといった切実な願い、商売繁盛という実利的な願いなどから絵馬を求めるようになり、民衆の間には絵馬による祈願の風習が広まっていきました。

 

現在では、受験生が全国にある天満宮に出かけて、合格祈願の絵馬を奉納する習慣がさかんになっています。

 

ということで縁起物グッズとして、この時期に登場するのが「干支の絵馬」なんですね~

 

 

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可愛いでしょ・・・

 

玄関やおトイレなどに提げて卯年を迎えるのも、なかなか乙なものです。

 

 

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裏側も古布を使っていることもあって、車の室内に提げてもるのも、おしゃれだと思います。

お値段は¥2、625のお品です。

 

 

早朝から集中力を高め、頭を使っていた仕事とは、今月企画している販促物の構成です。

頑張ればできるものですね~

 

自分でも驚いているのですが、今日一日で仕上げることが出来ました。

 

 

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これがその原稿なんですが、毎年恒例で取り上げている「15万円までの着物や帯の会」の構成です。

(印刷屋さんのNさん、打ち合わせをしたいので店に寄ってください。)

 

外の天気を伺いながら、皆が遊んでいる時間に、一人でコツコツと・・・

自分らしい生き方だな~・・・なんてつぶやきながら、気持ちを奮い立たせていました。

 

次は12月号の「あ・うん」の制作です。

 

こうして下準備を進めながら自分と格闘している私なんですが、どんな時も心の中には燃えるような闘争心が存在していて、怠け者の私を前へと踏み出させてくれるんですね~

 

それは、和装業界が年々元気を失い、共にこの店を築き上げてきた妻がいなくなり、私が夢見る世界が遠のいていくみたいで・・・・・

普通でいると自分がいなくなってしまいそな部分もあるからかもしれません。

 

だから、労を惜しまず想い描いている世界を意地でもたぐり寄せたいのです。

どんなに時間がかかろうとも粘り強く自分を信じて、新しい和物の店を創りたいのです。

 

そんな気持ちで仕事と向き合っている自分です。

 

今日も記事が長くなってしまいました。

私の気力も限界に来たみたいなので、これで今日を閉じることにします。

 

それでは皆さんお休みなさい。

  

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