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朝、顔を洗っている時に、店には誰が尋ねてくるか判らないから、店に出る前は、いつもワクワクするものがあるよな~
今日はどんな日になるだろう・・・
鏡に映る自分に問いかけをするようにして店に出ると、しばらくしてご夫婦で来店がありました。
兎の暖簾や秋のタペストリーをご覧になられていて、言葉がこの土地の方ではないので、「どちらからお越しでしょうか」と、お尋ねをすると、ご主人が飛騨高山で温泉旅館を営んでいるというのです。
或るお店で私の店のことを聞いて尋ねてくれたみたいで、兎柄を含めた秋のタペストリーを大小合わせて6本近く買い物をされて帰られました。
朝の予感が当ったみたいで、珍しいお客様との出会いに感激です。
飛騨高山にもこのような店があるだろうに、見るもの全てがお気に召す品だったみたいで、離れた土地のお宿で、娘たちがお役に立つ機会に恵まれて嬉しくなります。
遊びにこられる常連さん。
足袋や半衿を買いに来られる地域の人。
今日のようにご遠方から店を尋ねてこられる人。
どなたも店に目的があってお越しになられるわけですが、新規のお客様との出会いは、どのような場合でも刺激的です。
今日のような事があるから、店に出る前は、いつもワクワクしているのかもしれませんね。
新しいちりめん細工の「白うさぎ」が店に並びました。
フンワカしたお餅みたいで可愛いでしょ・・・
胴の長さが約7㎝くらいで¥630のお品です。
実は4日前にこのブログで紹介した、オリジナル商品「手刷り箱入り兎」がなかなか評判がいいんです。
ブログを見て買いに来られた方もいて、品切れを起こす前に注文しておいたのです。
受け取りに出向くと「白うさぎ」を紹介されましてね~
リーズナブルだし表情も可愛いいし、私の店の嫁いでもらうことにしました。
これら全てお客様の指先から作られたものです。
このような品も店先にあると売り場が優しくなり、お客様からも喜ばれます。
秋の雑貨はこのような品で勢いを付けたいと考えていますが、はたしてどうなるでしょう・・・
頑張らないといけませんね。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







