単衣時期のエレガンスな着物コーディネート・そして「春来草自生」の意味

 疲れちゃって・・・でも、もうひと頑張りです。

 

今日はお客様が少なくて気持ちが少しへこんでいますが、毎日が浮いたり沈んだりの繰り返し。

諦めないで頑張らなくてはいけませんね。

 

 

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和装は9月に入れば再び裏地が付かない単衣の着物です。

残暑が厳しいことでもあり、あっさりした色合いでまとめることで、暑さを軽減出来るのではないでしょうか・・・。

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そのような意味合いの基に、淡い色合いの濃淡で着物と帯を組み合わせてみました。

キーワードは銀ネズの色。

 

色が入らない更紗っぽい小紋がモダンさを引き出し、その上に合わせた同系色の小ざっぱりした塩瀬の帯。

エレガンスなコーディネートが爽やかさを呼びこみます。

 

 

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帯の模様の色に紫が入っていることから帯揚げに薄地の紫を入れ、全体の柔らかさを壊さないことを考え、銀ネス地に紫のラインの入った帯締めをアクセントに使ってみました。

 

いかがでしょうか・・・

 

このような軽い色の組み合わせをすると、残暑が厳しい時でも涼しさを感じることができるのでは・・・。

 

 

さて、「あ・うん」8月号に書いた『春来草自生』 (はるきたらば くさおのずからしょうず)という禅語を紹介したいと思います。

 

この意味は、春になれば、草木は自然に生えて来ます。

そこに運命や偶然を持ちこむ余地はありません。一心につとめていれば、しかるべき時に、自然とその芽は顔を出すもの。

 

しかし、焦るあまりに外れた時間に芽を出してしまうと、環境が伴わず、すぐに枯れてしまいます。

イライラ焦って先を急いでも、よい結果は得られません。

大切なのは、心の余裕を持って、自分のペースで真剣に取り組むこと。

 

時が来れば、すべて自然にうまくいきます。

 

この禅語が私は好きでしてね~

迷った時には思い出しています。

 

いつか皆さんにもご紹介しておきたいと思っていた禅語です。

生き方考え方は、人それぞれでしょうが是非参考にしてみてください。

 

今日は充分に身体を休め、明日に望みたいと考えています。

それではお休みなさい。

  

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