多くの人が冬支度に入っていたのか満足できる結果を残すことができずにいました。
明日は雪が降るかもしれないとの予報でとても心配ではありますが、良き日になることを願うばかりです。
問題をそれだけではなくて、きもの愛好家の心を動かすことの難しさを感じております。
新しい出会いを増やして行くことが課題とされているだけに、何が足りないかを考えて行かなくてはならないのでしょう。
今日は朝一番に七歳の七五三の着付けをさせていただいたのですが、その女の子がとっても可愛くてね~
写真を撮らせていただいたのですが、写真を使わせていいかの確認を取ることを忘れていて、ここに紹介することができないのがとても残念でなりません。
改めて着物が結びつける幸せな家族の姿を目にしてホッとさせられるところがありました。
その後にもお世話になったお客様から付下げの着付けを頼まれることとなり、違った意味でお役に立つことができてることに、この店が存在していることの意味を感じさせられました。
着物のことなら何度も相談を受けるというのが地方の呉服店の姿かと思っていて、呉服店が少なくなっているだけに、とても大切なことかと思っています。
さて本業に目を向けさせていただきます、
【板締め絞りの着物をコーディネート】
ここに紫地の着物をコーディネートさせていただきました。
着物は板締め絞りといいいまして、木版で生地を挟み、生地を折りたたんで染め上がることで連続した模様をつくり出すという、江戸時代に多く活用された絞りの技法の一つになります。
その絞りの着物を街着の着こなしとして、染帯でコーディネートさせていただいたものです。
個性的な色合ですがとてもお洒落だと思いません。
【全通柄の染帯】
合わせた帯は全通柄といいまして、帯の端から端まで表側全体に模様がある帯のことを言います。
なので体格のいい人でもお太鼓の位置を考えずに結ぶことができるので、締めやすい帯といえるでしょう。
模様が更紗っぽい柄でモダンさもあり板締め絞りの着物にとても似合っているのではないでしょうか。
全通の帯なので腹もお太鼓と同じ模様が出ますが、帯〆と帯揚げを加えてコーディネートを整えさせていただきました。
クリームの帯〆が明るさを映し出していてお洒落なコーディネートのなったかと思っています。
これらは感謝祭の出品品で、27日(月)までとてもお得なお値段となっているので参考にされてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。