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数日前から店の電話の子機が充電が出来なくなり、電池交換をして安心していたら、原因は他にあることが判明。
催事中でもあり親機だけで仕事をこなすことが難しく、困っていた時に仕事帰りの長女が店に寄ってくれましてね~
新しい電話を買ってきてもらうことにしたのです。
閉店後、娘が戻って来て、新しい電話を取り付してくれたことで、気がかりなことが一つ解決しました。
時期を同じくして、茶の間のエアコンが調子が悪く、家電製品が順番に壊れて行くことを今日のブログ記事にしてみとうと書き始めた その時のことでした。
聞きなれない電子音が・・・
何だろうと思ったら、取り付けたばかりの電話機の着信音の音でした。
感触の違う子機を取って電話に出ると、尋ねたいことがあるという女性の声。
「店に行くにはどうしたらいいのでしょうか・・・」
県内の方だと思って、
「どちらからお越しになられるのですか・・・」と、聞き直すと、
なんと、神奈川県だというのです。
その時私は、金沢の聞き間違えかと思い、もう一度尋ねたような気がします。
「新幹線を使って金沢まで行けるのですが、そこからどうして店に行ったよいのか判らなくて・・・」
ビックリしました。
それも、この展示会中にご主人と共に私の店に行くことを目的にお邪魔したいと言うのです。
嬉しい半面、期待はずれだったらどうしょう・・・
出会ったことのない方が、都会から店にいらっしゃることへの不安が頭をよぎりましたが、なんとしてもお迎えに上がるのが筋。
その事を話しても、店に迷惑がかかると言って自分たちで向かうというのです。
石川県に入るまでに、交通費と時間を使って来てくださるのに、それでは私の気が納まりません。
ご先方の方も納得してくださって、28日の午後に松任駅までお迎えに上がることになりました。
その方は以前にソックス足袋と水玉に前板をブログから注文してくださった方でした。
ここのところ思い通りにならないことが多く悩んでいただけに、こうして、私の店に興味を持っていただける方がいらっしゃると思うと嬉しいです。
何十倍もの元気をいただいたように思います。
だけど、満足していただけなかったら申し訳ないな~
そのことを食事中に娘に話すと、
「ブログを見てくれている方であれば、店のことを理解してくれているのではないかな~」
なんて言われてしまいました。
そうです。
ありのままの姿で、感謝の気持ちが伝えられる接客が出来ればと思っているところです。
初めてコールされた新しい電話機が、私に勇気づけてくれる切っ掛けになるなんて・・・
娘が福引を持ち返って来てくれたのかもしれませんね。
感謝したいです。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






