「昭和の時代」で止まっている着物の着こなし

 昨日はブログ記事を書けなくて申し訳ありませんでした。

 

卯月展も3日目を迎えましたが、午前中と夕方から夜にかけてお客様が集中し、ようやく一息付けたところです。

張り詰めた緊張が連日続いていて、もうへとへと・・・

アップする写真が用意出来ないまま今日の投稿です。

 

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展示会を開催していて思うことは、新規で店を覗きにこられる中高年のお客様で、着物に触れることが少ない方は、着物の世界が「昭和の時代」で止まっていて、新しい着こなしに不安を感じるのではないでしょうか。

 

そこには店との繋がりが薄いこともありますが、競合する呉服店の減少は、いろんな意味で着物を遠ざけている気がします。

 

昔のことですが、呉服店が少なくなれば、残って店にお客様が流れてくる。

そのよなことを仕入れ先の方が話していましたが、現状を知る限りでは疑問に思えて仕方ありません。

 

つまり、生活の中に着物情報が少なくなることは、着物が忘れ去られていくことにもなります。

 

着物業界は着物の魅力を引き出すことに日夜努力しています。

つまり変化しているのです。

 

きもの愛好家はその変化を取り入れようとし、着物から遠ざかっている人は受け入れられなくなる。

 

着物への価値観を流行とうい言い方で片付けたくありませんが、地域できもの専門店さんが競い合うことで、さまざまな情報が流れ、その情報に刺激され着物の着こなしや感性が磨かれる。

 

誤解を招く書き方をしたかもしれませが、着物から遠ざかっている人を、いかにして呼び戻すかが、着物業界の大きな課題になっていることは確かなようです。

 

卯月展は残すところ後一日です。

いとんなことが目の前を通り過ぎて行きますが、老体のムチ打って明日に望みたいと思います。

 

投稿が遅くなりましたが、これで今日を閉じたいと思います。

 

では、お休みなさい。