♥
午後から気ぜわしい時間が続いて、気持ちを落ち着かせてからの投稿となりました。
今日は台風の影響からか、ドライヤーの温風のような強風が吹き荒れた日でした。
店は少しずつ秋の彩を深め秋商戦へと向かい始めていますが、残暑も厳しく消費が湧いてこない時期でもあり、もう少し辛抱が必要なのかもしれません。
と、言い訳をしていますが、昨夜、録画しれていたNHKの番組でプロフェショナルを見ましてね~
大型店が増えて、小さな家業店が閉店へと追い込まれる中で頑張っている二つの専門店が紹介されていました。
それはコーヒー専門店と精肉店のこだわりでしたが、お客様の信頼度は絶大なもので、商売とはなんであるかの基本的な姿勢を覗くことができたように思います。
見ていて珍しいことをしている訳でもなく、商品価値を高め、その価値を認めてくださるお客様の信頼が、店のファンへとつながることを語り掛けていたシンプルな店作りでした。
その姿からは販促や仕掛けというものは何一つもなく、仕事の技を磨き、安心を売っている誇りのようなものがあり、その一途な姿勢に、私のような小さな店でも信じれるものがあってとても勉強になりました。
当然のことながら自分の仕事と照らし合わせてしまいます。
昨今のネットビジネスのフィバーに注目が集まる中で、仕事の技を磨くという基本的な姿勢が置き去りになってはいないか?
お客様の期待を裏切らない仕事ができているのだろうか?
お客様に喜ばれるというのは、どのような行為から生まれるのだろう。
専門書を読んで技術を覚えるのとは違い、これまでのお客様との関係性の中で振り返ることができ、これまでの仕事を、今一度、見直してみたいと思います。
折しも今日はネット関係に詳しい人を招いての勉強会でした。
「あれもしたい、これもしたい」と、血の気ばかり先走りますが、信じれることに情熱を注ぐことが大切なのかも・・・
商売にはいろんなやり方がありますが、お客様と心が触れ合う仕事がしたいですね。
私は今回の学びを大切にしたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






