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例年より10日近く遅い看板が店に立ちました。
浴衣の品揃えが整ったことを地域の方々にお知られるための看板です。
この看板がどれだけの人の心を動かすのかは、これからの取り組みにかかっていますが、他店の戦略が気になるところです。
そこで店の品揃えについて触れておきたいと思います。
基本的なスタンスとして、反物から一人ひとりの体格に会ったオーダーメイド仕立てにこだわりをもっています。
これは着やすい浴衣を提供したいと考えてのことです。
その核となる商品は、業界のブランドとしても知られる、「竺仙」・「三勝つ」・「加賀染」・「紫織庵」・「絞り」・「撫松庵」が中心となり、一部「撫松庵」のプレタ(仕立て上がり)対応の品も揃えております。
(デザイナーブランドは他店におまかせです)
以上の浴衣から、大人の魅力が引き出せるコーディネートを提案したいと考えていて、TPOに合わせ夏着物にもなる浴衣を多く取り揃え、この夏に臨みたいと考えているところです。
従って量販店が取り上げる価格帯よりグレードは高くなり、日本文化の本質ともいえる味わいを知ることが出来るのではないでしょうか。
近年の流れからすると価格競争が激化していて、店の取り組みはピントがずれたところがあるのかもしれませんが、身体に優しく流行を追いかけない、安心を最大の武器にして、コーディネート術で勝負したいと考えています。
そして職先の繁栄と、流行に押し流されない専門店の意地を皆さんに知っていただきたいと思っています。
何卒ご理解の上、ご相談を賜わりますようお願い申し上げます。
さて、品揃えがほぼ終了した訳ですが、次の一手がとても重要になります。
考えたいのが、店の特徴をどのような手段で興味を引き寄せるかです。
これからは、そのことに頭を悩ますと思います。
まずは口コミにゆだねているところでありますが、これがスピードが遅くてね~
以上のことを総合的に考えると、100人の浴衣買い物客の中から一人のお客様を店の呼び寄せる戦略になります。
これでは、店の繁栄を望むことが難しく、せめて5人から10人のお客様に喜んでいただけるような出会いを販促の力で見つけ出さなくてはなりません。
何を具体的に行動に移したらいいのでしょうか・・・
ハードルが高いだけに今年の夏もシワが増えるのかも。
今日は夕方から忙しくなりましてね~
疲れています。
私のつぶやきはこれくらいにして、身体を休めたいと思います。
そうそう・・・
明日は朝早くから町内の草刈りでした。
ゆっこりしたいのに、それが許されないなんて辛いな~
それでは皆さん・・・お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






