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どちらかというと今日は退屈な一日だったかもしれません。
暦は進んでいても日々の一日は同じことの繰り返しで、モチベーションを高く維持して前進することがいかに難しいかを感じます。
神様は完璧な人間も、無駄のない人生も与えてはくれません。
片方が良ければ片方が沈み、幸せを感じたかと思えば、違う方向から苦の予備軍が忍び寄っていたりして、考えていた通りにはならない。
そして思うのです。
何かを手にしたかと思えば何かがこぼれ落ちていく・・・
「足りない人生」が生きている証だとすれば、すべて受け入れられる器を持ち感謝できる人間でいられたらと思います。
そして、宝探しを続けられる生き方にこそ価値があるのだと解釈したいものです。
色が少しくすんで見えるかもしれませんが竪絽の小紋をコーディネートしてみました。
夏場の着物として、白地の帯で着物を軽くしてみました。
お茶席などにお召しになると素敵でしょうね~
帯〆と帯揚げも爽やかなブルーでまとめ、主張を抑えた装いに品を感じていただけるのではないでしょうか。
結末になると京都の仕入れ先が顔を出してくれていますが、今年は夏物の動きが良くないことを話しています。
ここでの夏物とは絹物をいいますが、綿麻とか質の高い浴衣地を夏着物としての提案をする店が増えていることが、絹物を鈍らせているのではないでしょうか・・・
世の中には女性と男性がいて、その中には子供からお年寄りまで沢山の人がいても、小さな市場に的を絞って店作りをしなくてならない状況に置かれています。
これでいい訳がないのに、どうすればよいのでしょうか。
そうした中での次の一手・・・
地域の人達から必要とされる店作り。
頭を痛めている最中です。
それでは今日はこれにて閉じることに致します。
お休みなさい。