◆
明日から暦は7月です。
文月(ふみづき)とも言いますが、他にも七夕月(たなばたづき)、七夜月(ななよづき)、愛に逢う月「愛逢月」(めであいづき)ともいうそうです。
これらは七夕にちなんだ7月の異称です。
文月の語源にはいろいろあるようですが、一説には、短冊に歌や字を書いた七夕の行事から「文披月」(ふみひろげづき)ともいい、それが転じて文月となったと言われています。
七月といえば、七夕だったんですね。
また、この月に咲く花の名前から「蘭月」(らんげつ)、女郎花月(おみなえしづき)、
稲穂のふくらみを見る月でもあったので、穂見月(ほみづき)、そして、旧暦では秋の始まりの月だったことから「秋初月(あきはつづき)ともいうそうです。
今では使われない言葉ばかりですが、乙な言葉で暦を表現していた昔の人のことを思うと、これが日本の風情の現れであることがよく解ります。
それにしても「愛逢月」(めであいづき)とはなんてとロマンティックな言葉でしょう・・・
素敵な出逢いが待つ7月になるといいですね。
そして、私も素敵な7月になることを期待し、闘い疲れた私は穏やかに6月を閉じることに致します。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






