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今日は来客が多くて考えていた仕事ができませんでしたが、人の出入るが多いということは喜ばしいことです。
午後から気温も下がり、アラレが降る北陸地方ならではのお天気になりました。
これから冬に入るのかと思うと憂うつになりますが、雨にも雪にも負けない店を作って行かないといけませんね。
そこで今日は日本の文化をプンプン匂わせる和のインテリアを紹介したいと思います。
新年の飾り物として最も代表的な模様の一つでもある、「日の出に松竹梅」をタペストリーにした飾り物です。
このような模様は掛け軸として多く使われていますが、冬物の新商品として麻素材に描き上げたものです。
日の出に鶴なんていかにも日本的で、お若い人には古くさく感じるかもしれませんね。
サイズは巾60㎝と×長さが150㎝の大ぶりのタペストリーで、その風格は床の間に提げても負けない存在感があります。
お目出度い行事にも使えますがお正月飾りとして提案したいと思います。
お値段は¥28.350です。
次の紹介するのは日本の侘び寂びを忍ばせる商品です。
商品名は「錫製香毬根付」(すずせいこうまりねづけ」。
やたら難しい感じが並んでいますが、正倉院の宝物の中にある品をお香屋さんがアレンジして作った商品だそうです。
この毬(まり)の模様が正倉院にあるものと同じだとか・・・
中に白檀玉が納まられていて、ほのかな香を放つ商品です。
桐製の飾り代で飾ると、一層、品の良さが増すことでしょう。
季節を問う品ではありませんが、お正月飾りと共に飾るのも素敵かと思います。
「錫製香毬根付」の長さは23.5㎝で桐箱入り、組紐は正絹でお値段が¥5.250
桐台(高さ30㎝)とセットでにすると¥6.510になります。
そしてこちらが、心のいらだちを治めてくれるであろう柔らかな香りを放つ匂い袋。
「御所袋」(ごしょふくろ)というものです。
平安時代の能衣裳を思わせる織り物を巾着型にしたもので、中に匂い香が詰められています。
こちらもお正月の彩りとして提案したい商品で、紫袱紗(ふくさ)とセットで¥5.250 (全長12.5㎝)
いずれも珍しい商品かもしれませんが、日本の歴史と文化に触れるこのできる商品だと思います。
お正月飾りに一つとして参考にしていただけたら幸いです。
ご紹介した商品は、古典的で非日常的な品だけに言葉を加えるのがとてむ難しくて楽しむことができなかったかもしれませんね。
それだけに日本文化の奥深さがあり、派手さを好まない方には喜んで頂けるのではないでしょうか・・・。
さて、話題を変えたいと思います。
今日も数件の仕入れ先が尋ねて来ましたが、8月以降どこの仕入れ先も苦戦しているようで次の一手を探すことが出来ない状態でいます。
商品の生産も含め、不況とも言える経済に隣国との関係が深く関わっているようで、これませの仕組みが大きく変わろうとしているのではないでしょうか?
加えて、溢れた商品やサービスに魅力を感じない消費者がいて、クオリティの高い物を探しているのも事実。
そこには豊かになった日本の姿があるのではないでしょうか。
何をどうしたらいいのか、今私たちが問いただす「心の時代」が来たのかもしてませんね。
難しい話しになってしまいましたが、これで今日を閉じたいと思います。
外は落雷が響く大荒れの天気になっていまが、どうか風邪をひかないよう身体をいたわりお休みください。