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社会人になった子供たちと、一日を共に行動をすることが少なくなった我が家ですが、今日は、全員が予定を開けて、岐阜県の高山市へと向かいました。
目的は、温泉の日帰りツアーと題して、高山グリーンホテルにて、昼食と温泉を楽しもうということで、娘が企画してくれたものです。
各温泉地では、「日帰りの客へのおもてなし」という、新たなサービスに積極的に取り組んでいることをテレビなどで見て知っていましたが、実際にそのサービスに触れてみると、これがなかなか乙でしてね~
満足できるものでした。
特に食事が豪華で、子供たちは飛騨牛に心が奪われていたようですが、私は、なんといっても露天風呂です。
人が少ないこともあって、静けさと開放感に癒されるものでした。
次の訪れたのは、車で数分のところにある商店街。
古い街並みが観光名所となり、これまでにも何度か訪れたことがありる異次元の世界です。
この地は我が家にとって、とても印象深い地で、妻が命の宣告を受けた数日後に、思い出を残す意味で選んだ街が飛騨高山でした。
その時の記事がこちらです。
2008年5月4日 家族の絆を深めた日
(命の宣告を伝えられた4日後のことです)
私たち夫婦は動揺を隠せない時で、この前日に、お母さんの病気を長女に打ち明けたように記憶しています。
その日はお天気にも恵まれ、何事もなかったように明るく振る舞う妻。
子供たちは、お母さんの気持ちを受け取り、私は、妻の笑顔を収めたくて、しきりにシャッターを押していました。
笑顔が結ぶ関係が二度と訪れないかもしれないと、妻も私も感じていた時だったと思います。
その日から4年数か月、妻と共に訪れた街は、冷たい風が駆け抜けるだけで、何も変わっていませでした。
お母さんが買い求めた「さるぼぼ」の香立ても同じ店に並び、焼き立てのせんべいを求め、振る舞っていた場所には、変わりなくお客様が集まっていました。
今日は雪が舞う時間帯もあり、とっても寒くてね~
懐かしさがこみあげましたが、その事より、元気よく買い物をする娘に付き合った滞在だったかもしれません。
そんな小さくなった我が家に、有意義な一頁を刻んだ一日でした。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






