朝から澄みきった青空が広がり、吹く風にも秋を感じさせる清々しがありました。
今日は8月31日。暑い暑いと言っていた夏も終わろうとしていて、自然のカレンダーというものはなんと正確なものかと思わされています。
私は単にカレンダーを見て、訪れる9月に向けて心をリセットする一日で、明日の京都出張に備え、伸びきった髪を美容室で綺麗に整え、向う仕入れ先の段取りを組み、これから先の構想を練るなどして秋の扉の前に立つ8月の最終日でしたが、自然界はそんな私の背中を押してくれていた気が致します。
そして、いよいよ明日から秋の声が届き始めます。
だらけた気持ちを引き締めなくてはなりませんが、その前に、今日は妻の月命日です。
お墓参りをしようと思ったいた時に、たまたま長男が店に寄ってくれたので二人でお墓参りをすることに・・・
息子が家を新築するとのことで、その報告もあって二人で妻に会いに行ってきたのですが、3人の子どもの中で一番心配をかけていた長男が立派な社会人になった姿を見て、妻も喜んでいたことでしょう。
私たち家族が平凡に暮られるのも妻のお蔭です。
私と同じ気持ちで息子も手を合わせていたのではないかと思いますが、どうか貴女の子どもたちの未来を守ってやっていてください。
微力ながら私も力になりたいと思っています。
青空の下で妻に向かって無言の会話を交わすひと時でした。
さて、明日から秋の扉が開きますが、二日間掛けて仕入れ先を回って歩きたいと考えています。
この店に何が必要なのか、何をお客様に伝えたいのかを探る二日間になると思っていますが、それと別に12月にお客様との1泊2日の顔見世ツアーを控えていて、その下準備もしておかなくてはなりません。
このツアーは着物で和文化に触れるといもので、観劇以外に和文化の体験も組み込んでいて昨年は清水焼にチャレンジしてみました。
そこで今年は何を体験していただくのか・・・
その宿題を抱えていて、その下調べもしておかなくてはいけないんですね~
お天気も良さそうなので余裕を持って用事をこなすことができそうですが、密度の濃い二日間になることでしょう。
ともあれ、心をリセットして私の店らしいものを見つけ出せたらと思っている次第です。
それでは、これで8月を閉じることとします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






