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春の訪れと共に、お客様からのご相談も増え始め忙しくなってまいりました。
加えて店の模様替えや、4月号の「あ・うん」の配布、そして案内状作りなど、事を進めなくてはならないことが多くて、脳は絡まった糸のようになっています。
そして今日は昼の部の着付け教室の日で、太陽が西に傾き始める頃に慌ただしさも終わり、ホットとしているところです。
静かになった店内から、今日の投稿です。
春の装い提案に欠かせないのが、こちらの「かんざし」です。
沢山の品揃えをしていることもあり、この時期は比較的お若い方が、かんざしを目当てに来店していただくことが多くなっています。(オンラインショップも含めてのことです)
入学式や結婚式などに着物を着てみたいと考える人が増えているのかもしてませんが、そこには、何でもネット探す若い年代層と、和装の店作りの関係が考えられます。
解っていながら、情報を外に出す準備が遅れてしまい、段取りの悪さを反省しているところです。
私とスタップ二人でこなし店作り、自分との闘いは正念場の季節へと入りました。
気持ちを切り替えて次の話題です。
午前中の忙しさから抜け出すようにして、山間部へ「あ・うん」を配りに出た午後。
春を運ぶ風は冷たく、目の前にはいっぱいの青空。
風を遮断した車の中は、実に爽快で心が風船のように膨らみます。
もしも自分が風船だったら、この風は私を何処まで運んでくれるのだろう~
風と戯れながら、人々の生活を眺めるのもいいな~
お金や物の満ち溢れた幸せとは違う、喜びに満たされた至福の世界を独り占めです。
雪解けの水は大地を潤し、目には見えないエネルギーが伝わってまいります。
雲を寄せ付けない澄みきった青空の下で、聞こえてくるせせらぎの音。
その間を自由に踊る風は、春を奏でるうオーケストラのようだ。
辛いことや悲しいことが喜びの歌に変わる春の訪れ。
両手を空高く広げ、満ち足りた幸を呑みこもう。
そして、感謝のご挨拶。
「ありがとう」
それではこれにて今日を閉じることに致します。
お休みなさい。